第29回女子マーケ部定例会:時間管理で日常を豊かに
「女性の力が世界を変える!」「女性は『楽しむこと』が仕事!」をテーマに活動する女性コミュニティ、女子マーケ部。
現在の加入者数は約2000人ですが、2024年中には1万人に達する見込み。主な活動は、イベント企画・サンプルモニター・商品開発など多岐にわたります。
社外アイデア企画室が、「女性の率直な意見や発想力」を求める企業とメンバーを結びつけ、企業にアイデアを提供する活動を行っている女子マーケ部。
毎月一回、オンラインで開催される定例会は、生活に関わる法制度の改正を学んだり、海外移住の始め方について話を聞いたり、有名作家との対談を開催したり、メンバー同士の交流会を行ったりとバラエティに飛んでいて、「暮らしの中のワクワク」をみんなで楽しんでいます。
2024年3月に行われた定例会では女子マーケ部代表の佐々妙美が「時間管理術」をメンバーにシェア。働く女性、子育て中の女性、親の介護をしている女性など、みんな大忙しの毎日を送っているメンバーたちが、日常をさらに充実したものにするための、TIPSを学びました! 目次
苦手な人ほど時間管理に取り組もう
今日も、一つ大事なミーティングをすっ飛ばしてしまって(笑)。
と、いきなり大胆発言から始まった「佐々妙美の時間管理術」。
そんな彼女が海外多拠点生活をしながら、会社経営を成功させるために、どう時間を管理しているのか興味が湧きますよね。
兎にも角にもスケジューリング
時間を管理する上で、一番大事なのはスケジューリング。働いている人は仕事上のスケジュールやタスクはしっかり管理していると思いますが、プライベートの予定もちゃんと管理していますか?
自分の時間や家族との時間を後回しにしてしまっている人は多いのではないでしょうか。しかし佐々流時間管理術では、プライベートの予定も仕事の予定と同等にしっかり管理。
仕事とプライベートを同じカレンダーに入力し、同価値で管理していきます。
どうしても仕事を優先しがちな日本人。「仕事だからしょうがない」が口癖になっていませんか?
しかし、毎日をワクワクしながら過ごすためには、自分や家族を大切にすることが大事ですよね。ワークとライフに優劣をつけず、同等にスケジュール管理をすることが、まずは時間管理の始めの一歩。
時間を管理するのは自分自身。引け目を感じたり、自分を犠牲にすることなく、予定があるときは堂々と相手に伝えましょう。
「その日、空いてます」って言わないと大事なチャンスを逃してしまうんじゃないか、なんて考えるのはやめ!。
チャンスはいっぱい転がっているので、気弱になって「都合のいい人」「頼みやすい人」になってしまうのは、やめましょう。
自己犠牲の考え方は捨てましょう
ブラック企業というか、自分から進んで、自分を犠牲にして、仕事に取り組んでたんですけどね。 そんなことをしていたら、毎日の彩りがなくなってしまって。
家族との時間って、いっぱいあるようで実は短いんですよね。親はすぐに歳をとっちゃうし、子供はすぐに育っちゃうし。
「旅行に行きたいなぁ」と思ったら、「いつか行ける時に行こう」ではなく、すぐに年間予定表に入れてしまうと、実現がグッと近づきます。
できれば早めに飛行機を取ってしまうのも手。直前に仕事の話が舞い込んでも、「その日は予定があって」と断りやすい状況を、自分のために作ってあげましょう。
それでもちゃんと社会は回っているし、生産性を上げている会社はたくさんあるので、それくらい余裕を持って暮らしたいですよね。
心にゆとりを持って、自分のブランド力を高めることで豊かな生活を送ることの大切さを、フランスの有名ブランドバッグに準えて解説する佐々。
また、タイに住んでいたことのある佐々は、今の日本のブランド力の弱さを残念に感じているそう。
街のそこかしこに日本語が見られたんです。それって先人が築いてくれた大きな遺産ですよね。 でも最近は韓国製や中国製に押されていて。ブランド戦略が弱いなぁって感じるんですよね。
雰囲気から環境を変えていこう
「周りに迷惑をかけられないから」とみんなが我慢していたら、いつまで経っても環境は変わらないまま。誰かが、どこかで負の連鎖を断ち切らないといけないですよね。
まずは自分から、「自分を優先すること」を実践して、周囲の雰囲気も変えていけたらいいですよね。
時短には「仕組み化」が大事
佐々自身は「仕組み化タイム」と名づけて、週に2回、3時間ずつ時間を確保。
例えば、仕事について2回同じ説明をしなくていいように、動画を撮っておく。そういう仕込みをする時間が「仕組み化タイム」。
「これ、急ぎやからやらなあかん」って。
でも、実は第二領域がすごく重要と強調する佐々。第二領域とは「急ぎではないけど、重要なこと」。
でも、「重要なこと」なので、ここのための時間をしっかり確保することはすごく重要!。
これは仕事だけじゃなく、人生も同じ。例えば、親孝行や離れて暮らす家族に電話をかけることなんかを、後回しにしている人もいるのでは?
そういうこともスケジュールに入れ込んで、「後回し癖」を改めることって大切ですよね。
だから、第二領域こそ積極的にスケジューリング!。
例えば、人間関係づくりや健康管理、準備や計画、勉強、こういったことってなかなかスケジュールに書いていない人が多いですよね。
これらは緊急度が高くないって思いがちですが、すごく重要なこと。ぜひこれらもスケジュールに組み込んで、しっかり時間を確保しましょう。
15分でもいいので、とにかく時間を確保する!。
スケジュールやタスクは必ず「書く」ことが大事と強調する佐々。
頭で思っているだけじゃなく、書くことで実効性が高まるので、みなさん、アプリでもノートでもいいので、必ず書き出していきましょう。
明日ゾンビになっても後悔しない毎日を
ここで佐々が最近見たゾンビアニメを一つ紹介。タイトルは「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」。
ブラック企業に勤めていて、毎日ヘロヘロになるまで働いている主人公。もう朝が来なければいいのにと思っていたら、ある朝、周囲の人たちが全員ゾンビになっていたというお話。
そして、明日自分もゾンビになるかもしれないので、人間のうちにやりたいことを全部やろうと思って、やりたいことリストを作るというのが物語のスタート。
ぜひみなさん、明日ゾンビになるかもしれないと思って、やりたいことリストを作ってみてください。
そして、リストに書いたことをはじからスケジュールに組み込んでいきましょう。
人の集中力は20分程度
ポモドーロ時間術ってご存知ですか?。このタイムマネージメント法を提唱した人がトマトの形をしたキッチンタイマーを使っていたことから、名づけられた時間術。
25分を「1ポモドーロ」として、25分間は一つのことに集中。短い休憩を挟みながらやるべきことを進めていくタイムマネージメント方法です。
もちろん、自分の生活やタスクに合わせて1ポモドーロを20分や10分に設定してもOK。
時間が無限にあって、タスクもいっぱいあるって思うと、あっちフラフラ、こっちフラフラとなっちゃって、効率が悪くなるんですよね。
人の集中力は20分程度しか持たないので、時間を短く区切って予定を管理。1ポモドーロずつ、一つのことにしっかり集中するのが、作業効率を上げるのにおすすめです。
暮らしのTIPSをメンバー同士でもシェア
女子マーケ部の定例会ではメンバー同士の交流の時間もあり、それぞれが自分なりの時間管理術を紹介し合いました。
その日のゴールを決めないと、好きなことなので何時間でもやっちゃうんですよね。 朝までやり続けちゃったり。
自宅でお仕事している人は、時間が無限にあるような気になって、メリハリがなくなってしまうことってありますよね。
- 食事は3食、同じ時間に食べる
- 猫と遊ぶ時間もスケジュールに書く
など時間を目に見える形で区切っていくと、健康的な生活にも役立ちます。
この日の定例会でシェアされた時間管理術は仕事でも暮らしでも活用できるもの。
ぜひ、みなさん取り入れられそうなものから始めてみてくださいね。
こぼれ話 その一
クラビの空港ロビーを笑顔で疾走
現在、海外多拠点生活を送る佐々から、海外ならではのちょっと笑えるこぼれ話も紹介されたこの日の定例会。
これは佐々がタイのクラビというリゾート地に住んでいた時の話。
バンコクに移動するため、空港で飛行機を待っていた時のこと。搭乗時間まであと1時間というときにお財布がないことに気づいたそう。
コンドミニアムまでは車で片道40分。往復1時間20分かかるので絶望的な状況。
「高い!まけて!」っていったら安くしてくれて。
普通なら「いくらでも払うから急いで!」と言いそうなところ、なぜか値切る佐々。
意味わからんこと言ってとにかくタクシー走らせてもらってね(笑)。
車の中からコンドミニアムのマネージメントオフィスに電話。お財布を持ってきてもらえないか頼むと、「お財布を勝手に持ち出すことはセキュリティ上無理」とのこと。
クラビ滞在中にアイランドホッピングでお世話になったツアーガイドの方に協力を依頼。コンドミニアムまでお財布をとりに行き、中間地点で落ち合えないかと相談したところ、快く助けてくれることに。
いろんな人の親切と協力のおかげで一円も盗まれることなくお財布は無事手元に。しかし空港にたどり着いたのはなんと搭乗開始時間の3分後。
検査場で並んでいる人に「Sorry, sorry」って言いながら先に通してもらって、係員さんにもう時間ないから、はよチェックしてみたいな感じで(笑)。
混んでいる空港なら1時間かかることもある検査場を5分で通過して、無事ゴールイン!。搭乗口で待っていてくれたご主人や友人と合流できた瞬間は感動と大爆笑に包まれたそうです。
こぼれ話 その二
罰金を取られてちょっと凹むご主人と
バンコク滞在を経て、現在はベトナムのリゾート地、ダナンに住んでいる佐々は、ここでもちょっとしたハプニングに遭遇。
そしたらなんか警察に急に止められて、こっち来なさいみたいな感じで。 ちゃんとヘルメットかぶってるし、と思ったんですけど、なんか車線が3車線あって、右端と真ん中はバイクが通っていいけど、1番左端は車専用道路やったらしくて。
罰金として請求された金額は200万ドン。日本円で約1万2千円。
そしたらその人、ちょっと苦笑いしながら100万ドンでいいわってなって。 なんで値切れんねんって思ったんですけど(笑)。
あまりにあっさり半額に値切れたものだから、今にして思えばもっと値切れたのかもとちょっと後悔。
海外にいると国によっては、警察がお小遣い稼ぎに外国人を呼び止めて罰金を請求するケースってあるんですよね。
こんなことも、海外暮らしならではの経験。ちなみに佐々は両替所でも「ちょっとまけて」と頼んでレートをよくしてもらったことがあるそう。
やっぱ交渉って大事やね。
と、大爆笑のエピソードで交渉の大切さを説く佐々。この日の定例会も大盛り上がりで終了しました。
次回の定例会
次回の定例会は2024年4月29日(木)の20時から。初めての試みとしてLINEのオープンチャットを使ってライブ形式で行います。
これは参加メンバーが音声を利用して交流するもの。家事をしながらラジオ感覚で聴くもよし!。積極的に発言していただくもよし!。
参加スタイルは自分次第。
初めましての方も久しぶりの方も常連さんも大歓迎です。
来月もみなさんと楽しい時間をすごせるように準備しておきますね。
次回もたくさんのメンバーにお会いできることを心待ちにしています♪
ご参加いただいたみなさん
\ありがとうございました!!/
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