で、「ダナンがやばい」って教えてもらったんだよね。それで「オレ、そこに住む！」って。ダナンがどこにあるかも知らないのにwww。

それで、友達がダナンから500キロくらい下ったところにあるニャチャンっていうリゾート地がいいっていうから移ったのね。

到着した翌日に海に行って、ビーチにスマホとかパスポートとか現金とかクレジットカード置いたまま、40分くらい泳いでたの。そしたら全部なくなったwww。

それでYouTubeやってたら、ポンちゃんが入ってきてくれてね。

まあ、そんな感じでいまニャチャンにいますwww。

よく使う「喜ぶ」は、「欲しかったものをプレゼントしてもらえて、嬉しくて喜ぶ」とか、「好きな人から告白されて喜ぶ」という具合に、外側からやってきた条件が、偶然自分の希望や期待と一致したときに湧いてくる感情に使うんですよ。

厳密にいうと「喜ばされた」時に使うの。これって、自分でコントロールできないんだよね。

誰かの評価なんて関係ない、誰かが提示する条件も関係ない。自分がやっていて楽しい、ワクワクする、なんか嬉しいっていうときの「よろこぶ」が「悦ぶ」なんです。

ちなみにこの字、「りっしんべん」に「チョンチョン」って書いて「兄」って書くでしょ。このチョンチョンは昔は「八」の形で書いてたんです。「兌」はもともと「よろこび」や「繋がり」を表すんだよね。

で、神事を行っている兄に神の気が降り注いでよろこんでいる様子を表した文字なの。神と繋がり、心のわだかまりが消えて、魂がよろこんでいる様子を「悦」って言うんだよね。

それがなぜか「ご満悦」とか「悦にいる」という自己満足みたいな、ディスってる意味で使われる方が主流になっちゃったんだよね。

人格者であろうがなかろうが、幸せそうな人はずっと幸せなの。

で、「失敗を人のせいにする人は成功しない」とかインタビューで答えるんだけど、いや、さっき遅刻の理由、言い訳してたよね、みたいな。

じゃあ何がポイントかっていうと「悦」「悦び」を自分の人生の中心に持ってきているの。

自分で自分を悦ばせることの達人はいつもハッピー。

「あの会社、倒産しかけているんですか!?。社長、あんなにいい人なのになんで?」みたいなこと、すごい多い。

「自分で自分の実力不足を恨む」みたいなマインドで不幸に落ちていく。

「こんなやつ、1回痛い目にあえばいいのに」と思うような人がいたんだけど、全然痛い目に合わないの。10年待ったけどずっと右肩上がりwww。

とことんやり切ると、人って落ち目を見ずに登り続けるんだね。で、そういう人にインタビューするとものすごく自己評価が高くて、自分のことを人格者だと思っている。

あー、僕もここまで、振り切ってもいいんじゃないかって思ったんだよね。

いつも右に行っていたところを左に行ってみるとか。僕はリヤカーで日本一周しちゃうタイプだから、あんまり意味ないんだけどwww。

毎日、「何時になったら何をする」っていうのの繰り返しで。「あぁ、もうこの人生嫌だ」っていう気持ちでいたから自己肯定感も、ものすごく低くて。

そんな時に僕がやり始めたのが「赤信号で止まる」っていうマイルール。

当時、職場が東京の青梅っていうところだったんですよ。青梅市って知ってます？

だから、誰も信号を守らない。みんな駅までノンストップで歩いていく。僕も営業で外回りに行く時、そうしてたんだけど、あるとき、「赤信号で待ってみよう」って思ってね。「信号を守る」っていうマイルールを作ったの。

でも、もうソワソワしちゃって、待っている間。

頭おかしい人がいるって思われているかなとか考えたら「どうしよう、どうしよう」って思って、もう無視して渡っちゃおうかなって。でももうちょっと待ってみようかなと考えながら、頑張って待っていたから、青信号になった瞬間はすごく嬉しかった。

「やった！ちゃんと待てた！自分の約束守れた！」みたいなねwww。

駅まで残りの信号も全部待って、それを2〜3日繰り返して。本当に嬉しかった。「弱い自分に打ち勝てた」っていうのが嬉しかったんだろうね。

でも、青信号を待てるようになって、ちょっと自信が回復してきた時に突然ひらめいたんですよ。既存のお客さんのところに挨拶に行ってみようって。

せめて自分の担当エリアのお客さんには挨拶しておこうって。

それですごく自信がついてね。そういう訪問を繰り返していたら、紹介紹介で契約が取れるようになった。

お客さんに刺されるホストってこのパターンだよねwww。

これね完全に、やりすぎなんだよね。

イライラしている時は悦れないじゃない。

でも、僕は「してあげている感」を強く出されると「うざいよ」とか思っちゃうわけ。

この間、ベトナムでパスポートを無くした時はめちゃくちゃ大変だったけど、僕、状況を楽しんでたわけ。冷静に見てくれたら僕、楽しんでいるのがわかるはずなのよ。対処が終わった後は、状況を楽しんで投稿あげたりしてたし。

なのに、めちゃくちゃメール送ってくる人とかいてね。

頼んでねーよってwww。「いや、もうそこには自分で連絡済みだから。まず俺に確認して」って。

なんか、もうややこしくなるじゃない。

やってあげたのに感謝されないとかレスポンスが悪いっていうことは、相手の「悦」を侵害している可能性があるよね。

だって、相手はよろこべてないわけじゃない。

これって絶対マーケティング力だと思う。

ポンちゃんはちゃんと考えてくれるじゃない。僕の自己紹介が長いのを知っているから、ちゃんと「30秒でわかる」みたいにまとめてくれたり。

しっかりマーケティングした上で今日を迎えてくれたりする。そういうの、やっぱり心地いいなって感じるよね。

これって、本当にマーケティング力だよね。

そういう人は、多分コミュニケーション能力も低いから、また連絡しようと思わないよね。

まず自分がよろこんでいる状態で、相手にどこまでできるかが、自分の器でしょ。その自分の器は徐々にしか育たないから。

4人家族なら、子どもをよろこばせる。奥さんをよろこばせる。これが会社のためにできるようになったり、地域のためにできるようになったりと、どんどん大きくなっていくと、経営者として売り上げや規模が大きくなっていくと思うんだよね。

ただね、今回「自分をよろこばせる習慣」を77個あげてくださって言われた時は、すぐにパパッとかけたの。僕、自分をよろこばせるプロだから。

でも、相手をよろこばせる習慣を77個あげてくださいって言われた時、2個しか出てこなかったwww。

ポンちゃんの仕事はエンドユーザーもよろこばせなきゃいけない、企業さんもよろこばせなきゃいけない。どっちかだけではダメでしょ。そして、自分もよろこばせなきゃいけない。

僕がホーチミンにいた時も連絡くれたじゃない。パスポート盗まれて、入国管理局に行かなくちゃいけないからホーチミンに行ったんだけど、ものすごく嫌で。

ダナンはあんなに素敵なところだったのに、ホーチミンは臭いし、野良犬には吠えられるし。もう嫌だって思っていた時、ベストなタイミングでポンちゃんからメールが来た。

もう本当に宿選びに自信なくしてたから。「ポンちゃん、頼むー！」って。

もう僕のニーズにぴったりだったわけ。

成功者に嫌われたらやっていけないんじゃないかとか。気にしてた時期があったよね。

これをなんとかしなきゃいけないって思っていた時は、やらかす度にへこんで、自己肯定感が下がってたんだけど。でももういいや、逆にブランディングにしようと思って、「時間、守れないんですよね」っていうのを最初から宣言してる。

そうしたら、遅刻してもみんな「想定内だから大丈夫だよ」って言ってくれるwww。

そうやって宣言しておくと、「時間を守れないヤツは仕事できない」みたいな考え方の人は、自分から離れていってくれる。トラブルになる前に離れていってくれる。

で、「そういう価値観も面白いよね」っていう「超いい人」たちだけが残ってくれるwww。

よく「怒られるうちが花」とかいうけど、あれは嘘。絶対怒られなくなってからの方が楽しいもん。