後半:目からウロコの人脈作り!リスクゼロでいますぐ海外に踏み出そう
「あのメルカリの海外進出の立役者」というと特別な才能を持った人のように感じるかもしれませんが、実は清田氏は検索上手!
「成功者はどうやって情報を集めてるの?」 そんな疑問に余すところなく答えてくださいました。
※鼎談前半の記事はこちらからお楽しみください。
前半:勝負しやすい商品はズバリこれ!海外市場は日本にいても調査できる
目次
ECサイトに出品するならレビューが大事
画像引用:Amazon公式サイト
だからAmazonに商品を出すときは、日本にいる海外の人に協力してもらってレビューしてもらうといいですよ。人は「ボイス・オブ・カスタマー」があったほうが買うので。
ものを買うときに、まず商品を見ます、値段を見ます、一見「良さそうじゃん」って思っても、まったくレビューがついてないと怪しいじゃないですか。
「不安・不信・不満・不便」っていくつかの不安要素を解消しなきゃいけないので。ここを取り除いていくっていうのは国内外を問わず大事ですね。




そこで勝とうと思ったら、やっぱりレビューはしっかり集めないといけない。商品の説明動画とかちゃんと作ってたりして、試行錯誤のレベルが違うなって思うことがすごくありますね。
流行りモノの周辺にも事業展開のチャンス
画像引用:SHORYU公式サイト
普通にバイトしててもつまらないので、なにをしてたかというと、箸の使い方の動画とかサイトに載せてたんですよ。海外では箸使えると「カッコいい」になりますんで。そういうのをSNSで発信するのを集客の一つの手段としてやってましたね。
あとね、日本人って伸びた麺は残すと思うんですけど、海外だとけっこう、伸びてても持ち帰るんですよ。だから、そういうのを勝手に下げちゃうとダメなんですよ。


そういう「周辺」を見るってけっこう大事にしてますね、今も。


「食」は超富裕層にもつながっていける
それを日本で展開しようかなと思ったことがあるんですが、日本人ってシリアル、そんなに食べないじゃないですか。
毎月届くシリアルの味が変わると面白いなって思ったんですけど、日本はご飯がメインの国なので、文化的にちょっと違うなって思ったことがあります。


ラーメンは本当に海外で市民権、得てますからね。いまバリ島のチャングーっていうところにいますけど、ラーメン屋さんいっぱいありますから。
このエリアは欧米人が多いんで、欧米人がめちゃめちゃラーメン食べてますけど。海外の日本食の可能性はまだまだ、ぜんぜんあるなって思います。
あと、私の知り合いがニューヨークでサンドイッチ屋さんやってて、爆発的に人気が出てるんですよ。
画像引用:TAKU SANDO公式サイト
日本の食文化は今後もトレンドが続くと思いますよ。ホリエモンさんの和牛マフィアは海外のセレブが食べに行ってるんですよ。エド・シーランとかベッカムとか。そういうことでメディアに取り上げられると一気にブランド価値が上がるんで。
そういう方法を一番取りやすいのは、やっぱり「食」なんですよ。プロダクトは、そういうセレブの方々が使うかっていうと、なかなか難しい。
「ブランド力」でいうと、やっぱり「食」とか「刀」とかそういうものが超富裕層につながっていけるんですよね。










バンコクは日本食だらけっていうか、日本食レベルがすごい高いんですけど、和光に行ったときに白米が「釜炊き」で出てきたんですよ。それがもう、涙が出るくらい美味しくて感動したんです。
それ日本米だったんですけど、タイのチェンマイで作ってるんですね。日本のお米を海外で作っていて、それが日本人の私が食べても大満足するくらい、泣くほど美味しいご飯に仕上がってるんです。
ここまでのレベルに来ているのかって衝撃を受けました。タイ、恐るべしっていう(笑)
既存事業の中に「新しいモノ」が眠っている
昔「葉っぱビジネス」ってありましたよね。

画像引用:株式会社いろどり公式サイト

こういうのは僕は海外行けると思うんですよ。


あと文房具とか。昔、ガラスペンって流行ったんですよ。一見、日本人にとっては「いま、あんまり聞かないよね。使わないよね。古くない?」っていうものが、さっき話したダルマと一緒で、海外にめちゃめちゃニーズがあったりする。
「原点回帰」っていう表現をよくされてたりしますけど。


あと、廃棄するホタテ貝の貝殻をリサイクルした会社ありましたよね。ホタテ貝の水揚げが多い街で、貝殻の廃棄問題が起きていて。
それをある会社がリサイクルして肥料に変えたり歯磨き粉に変えたりしたことで年商3000億。で、「地下汚染の原因を宝の山に変えた」って。
だから、「これ、ダメだね」じゃなくて、「これをどうやって宝の山に変えるか」っていう発想の転換、その切り口を持った人がいるかどうかって大きいと思います。


画像引用:酒田米菓公式サイト

日本では当たり前のものでも海外では当たり前になっていないものはいっぱいあるので、可能性はまだまだいっぱいありますよね。
魔法が使えたらどうしたい?

魔法のランプってなんでもできるじゃないですか。だから「もし魔法が使えて、どんなことでもできるとしたら、あなたはこのサービスをどんなふうにしますか?」っていうのを考えるんです。
日本風に言ったら「ドラえもん・クエスチョン」。ドラえもんの力でなんでもできるとしたら、この商品・サービスにどんな方向からどんなことをしますか?って考えると、けっこう発想が飛び越えますね。


「今日のセミナーはどうでしたか? 1点から10点で採点してください」って聞いて、「10点です」って言われたときに、「やったー」じゃなくて、10点をつけた人に「100点をつけてもらうためには、どんなコンテンツがあったら良かったですか?」って聞くわけです。
1点だろうが2点だろうが、まず「どうやったらその人の点数が上がるか」っていう観点が大事。10点の人を満足させるんじゃなくて、100点をつけてもらうには何を提供したら良いのか。
これは、商品作りでもコンセプトでも講座でもなんでも一緒で、潜在ニーズを聞けるんで。横辻さんの講座、佐々さんの講座、もう10点だけど、「じゃあ100点つけるんだったら?」っていう、ここを僕はむちゃくちゃ聞きます。


90点のラーメン作れてる状態で満足じゃなくて、90点を100点のラーメンにするってことがめちゃくちゃ大事になってくるんで。


画像検索でリサーチをスピードアップ

私は完全に画像検索からいくタイプなんです。そのほうが目的のものを早く見つけられたりするんで。
動画の中で、「海外展開しようと思ったときに、どうやってやるんですか?」っていう質問に答えてて、「3つのステップがあります」と。
まず一つ目が「ネット検索をしなさい」という話があって。私も何か事業をやろうという時に最初に検索をして、その目的キーワードみたいなものから画像を検索していくということを、けっこうやるんです。
競合調査とかもそういうやり方をするんですけど、それってなんかほかの人にその話をすると、「そんな方法をやってるの?」みたいにけっこう意外がられるんですよね。
で、さらにツールで検索条件を絞って「1年以内」とかにする。これだけで圧倒的に検索の精度が変わります。 ここまでやってる人、ほとんどいないと思います。だから、みんなこのやり方、知らないと思います。


文字で、一個ずつ見てくのって時間勿体無いので、パッと見たいときには画像検索、いいですよ。




商品を市場にフィットさせる

中国でお味噌買う人は限られてるかもしれないですけど、人口がすごいので数%でも、ものすごい数になるんですよね。だからとんでもない規模で成長されてるんです。
画像引用:松井味噌株式会社公式サイト
いまの話で思い出したのが、日本酒の「獺祭」って知ってます? あの会社、最近名前変えたんですよ。もともと「旭酒造」っていうんですけど「株式会社 獺祭」に変えたんです。

画像引用:株式会社 獺祭公式サイト

で、85億円かけてニューヨークに酒造を作ったんですけど、海外では獺祭を「Dassai Blue」っていう名前にしたんです。だから日本のをそのまま売ればいいかって言ったらそうではなく、海外の特色とか文化とかカラーとかっていうのを、ちゃんと考えてるんですよね。

人脈は「わらしべ方式」で広げる
画像引用:ビザスク公式サイト

私、使ったことなかったんですけど、今日早速登録して、1人、質問してみました(笑)


そうすると事前に期待値のすり合わせができる。あと、終わったあとに「ありがとうございました。ちなみに○○さんの周りで同じような方っていませんか?」って聞いて、そこから人を繋げていってます。




あと「LinkedIn」とかね。

画像引用:LinkedIn

それで出てきた人にDMで、「タイで新しいビジネスやろうと思っていて、ぜひ相談させてくれませんか」って送ると返信がきたりとか。
貢献報酬を返したりとかはありますけど、大使館の方って現地のネットワークをすごく持ってるんで、最適な場所を繋げていくっていうのが一番早いですね。






そういうゲリラ的なことけっこうやって、タイの方とめちゃくちゃ繋がったり、それキッカケで、世界の人脈がバーっとできたりしたんで。








画像引用:バンコク日本博2025公式サイト

そういうところで「どのくらい興味持ってもらえるのかな」っていうぐらいの感覚で出店してみるとかも、良いかなって思います。
情報やアドバイスは「現役」の人から
画像引用:LN LOUNGE Facebook


※個人事業主のためのサポートコミュニティ
「LN LOUNGE」
しかも情報を「いますぐ、できそうじゃん!」ってアクションに活かせるかどうかがすごく大事だと思っているので。
で、こういう話をして、「続きが聞きたい人は高額コンサルで」ってうのもねぇ。結局ね、「実践をするかどうか」なんですよ。
こうやって横辻さんや佐々さんや僕の事例を知ってもらうことで、確実に成功する確率は上がりますし、失敗する確率は下がりますんで。そこはやっぱり大事だと思います。
みなさん、誰に情報やアドバイスをもらうかっていった時に、現役でやっている人、いまマウンドに立ってる人に聞かないと、情報ってすぐに古くなるんで。
「過去にすごい実績を出してました、いまはベンチ外です」っていう人は、僕はあんまりオススメしません。やっぱり現役で戦っている人がいいなと思います。



アイデアの見つけ方、成功する事業のポイント、現地市場調査の方法、人脈の作り方など、海外進出に必要な知識を余すところなく語ってくださった清田氏。
どのノウハウも、いますぐ行動に移せるものばかり。SNSやネットを活用すれば、海外に向けた一歩を簡単に踏み出せますよね。
しかも、お金やリスクを気にせずトライできる方法を具体的に示してくださった清田氏からは、「1人でも多くの人に世界で活躍してほしい」、「日本のいいものをどんどん海外に広めてほしい」という温かい思いが感じられ、学びの多い鼎談となりました。
ぜひみなさん、海外進出を「いつか叶えたい夢」にせず、いますぐ踏み出してください。
横辻悠太氏主催
無料オンラインフェス
「事業家から教育を変えるフェス」は7月5日〜9日に開催。
40名の成功者から「人生を変える学び」を得るチャンスです!
時間資本から始まって、社会資本、金融資本というふうにいくわけですけど、いまの風潮を見るとみなさん、金融資本に飛びつきがちなんですよね。
そうなると持続的じゃないと思ってるんですよ。「一発屋芸人」のようなビジネスになってしまう。だから時間資本を見直して持続的な事業を作っていくということで、時間管理とお金管理についてお話ししようかなと思っています。


弊社は週休三日で、「今の時期が空気がキレイ」とか「季節がいい」という国に引っ越して、現地を知りながら住むっていう謎の生活をしております。
そういう海外暮らしの中で、どうやって法人事業をしているのか、どうやってビジネスを作っているのか、営業はどうしてるのかとか。クライアントさんには上場企業さんもいるんですけど、どういうふうに関係性を作っているのかといった話ができたらなと思っています。
ぜひみなさん、ご視聴ください。
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