女子マーケ部

移住先で大惨事!10年に一度レベルの災害の最中も陽気で親切なバリの人々に感動

#女子マーケ部  2025.10.21

毎月恒例、女子マーケ部定例会。今回は佐々妙美部長の身に起きた大惨事を披露いたしました。

 

「世界が自宅」をテーマに東南アジアを縦横無尽に飛び回る生活をしている妙美部長。ときに、日本では想像もつかないような出来事に遭遇することも!

 

しかし、そんな時でも持ち前のバイタリティで、「語れるネタが増えたやーん」と大笑いしながら乗り越える妙美部長は洪水なんて、なんのその。

 

「新しいステージに上がった!」という妙美部長の洪水体験記、どうぞお楽しみください。

 

日本でも洪水は危険!

ユキさん
ユキさん
妙美さん、長い長い海外生活の中で最大級のトラブルだったんじゃないですか?

 

そうなんですよ! 今、東南アジアを周遊しながら生活していて、3年目に突入したんですが、今までで一番、衝撃的で(笑)
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
本当に衝撃的。下手したら命に関わるんじゃないかぐらいの出来事で。聞いた時、びっくりしました。

 

洪水にあったことありますか?
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
私、あるんですよ。2年くらい前ですけど、私が住んでる愛知県で発生しまして。

 

すごかったもんね。
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
それが、家の中にいるとそんなにわからなくて。ニュースを見て、「家のあたり、大変なことになってるらしい」って感じだったんですけどね。

 

息子が名古屋の大学から帰れなくなってしまって。普通だったら30〜40分のところだったんで、「わかった、迎えに行く」って言って向かったら、車が水没してしまったという(笑) 車一台潰してしまったという経験でした。

 

最近、各地でそういうニュースあるよね。
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
そうなんですよ。今までテレビのニュースで水没している車をみて、「なんで水の中に突っ込んで行くんだろうな?」って思ってたんですけど、自分が経験してみて、本当に、ああいう時は動いちゃダメだなって思いました。

 

車で走っちゃってると、「怖いよー、止まりたいよー」って思っても、後ろも車いるしまっすぐ走るしかないって感じになっちゃうんで。

 

みなさん、大雨の時は動かないでください!。あと車両保険は必ず、入っておいた方がいい。

 

ほんまやなー。みなさん、気をつけてください。
佐々妙美
佐々妙美

 

10年に一度レベルの災害

ユキさん
ユキさん
妙美さんはバリ島で洪水にあわれたんですよね。

 

私はレギャンってところにあるヴィラに住んでたんですね。空港から車で20分くらいかな。

 

すっごい快適なヴィラで、私のやっているYouTubeチャンネルでも紹介してるんですけど。

佐々妙美
佐々妙美

 

セカイジュチャンネル

 

動画見てもらえると、洪水にあう前の様子がお分かりいただけるんで、洪水後の動画と合わせてみてもらえると、Before/Afterがわかって面白いかも(笑)
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
あとでチェックしておきます!

 

私と夫はいつも、「その土地の一番いい時期」を狙って移住してるんですね。雨季じゃないとか気候が丁度いいとか。

 

で今回、バリ島の乾季に合わせて、雨の降らない時期に引っ越したんですよ。にもかかわらず!(大笑い) バリの方に聞いたら「10年に一度レベルの災害だよ」って言ってて。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
へー!

 

そんな規模感の災害がやってきたって感じだったんですよ。
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
大雨だったんですか?

 

そうそう。前日の夜からすごい雷雨があって。もう、「ゴロゴロ、ドカーン」って感じで。雨音の「バシャバシャ」も凄くて。

 

「ゴロゴロ」がすごかったんで、夜中に何回も起きてしまって。「激しいなぁ」って思っていて、でもまたウトウトしてきて寝てしまったんですよね。

 

で、朝6時くらいに目が覚めて、「なんか臭いな」って思って。私、まあまあ鼻が敏感なんで。で、隣の夫はまだ寝てたんで、電気つけずにスマホのライトで部屋を照らしてみたんですよ。そしたら床がちょっとユラユラとしてて。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
臭いっていうのは水で?

 

そう。排水溝みたいな匂い。で、これはやばいって思って、急いで電気つけて、夫を叩き起こして。で、前日からの大雨があったから、床が濡れてるのは、トイレが逆流したのかなって思ったんですよね。臭いし。

 

「あー、これ、トイレがオーバーフローしたんだ」って思って。でもまだ、床が乾いてる部分もあったんで、とりあえず床に転がってる靴とかちょっと避けたりして。スーツケースとかはタイヤが大きいから大丈夫だと思って、そのまま床に置いてて。

 

「いやー、水漏れしちゃったね」とか言ってたんですよ。ほんと、「水漏れ」くらいの感覚で。

佐々妙美
佐々妙美

 

みるみる上がる水位

そこからどんどん水位が上がってきて。「あれっ?」ってなって。1センチ、2センチって水位が上がってきて、スーツケースのタイヤの高さを超えて水が上がってき始めて。

 

「やばい、やばい」って言って、ちょっと高いところに物を置いたりして。そこからドンドン水が上がってきて、足のくるぶしを超えるくらいかな。

 

でも、私たちは水に足をつける勇気がなくて。水が汚いから(笑)

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
いやー(笑)

 

だから私と夫はベッドの上にいて、そこからいろんなものを動かしたりしてて。

 

「これはやばいなー」とか言いながらも、その程度で水位が止まると思ってたんですよ。よく、洪水で逃げ遅れる人、いるじゃないですか。避難放送がかかっても家にいる人とか。あれ、「なんでなんやろ?」って思ってたんですけど、その気持ちが今はわかる。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
テレビで見てたようなことが、まさか自分の身に起こると思わないですよね。

 

本当にそうなんですよー。そろそろ水、止まるやろって思ってたから。だけど、毎秒ごとに水位が上がるみたいになってって。

 

もうヒザと足首の間くらいまで上がってきたから、ヴィラのオーナーに連絡して「床上浸水してます」って。そしたらオーナーも状況はわかってて、「2階の部屋が空いてるからそこに移りますか?」って聞いてくれて。

 

「ぜひお願いします」って言ったら「スタッフを今から向かわせますね」ってなって。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
あー、良かったー。

 

で、荷物運ぶためにスタッフの方が来てくれて、ドアをノックしてるんですけど、こっちはドアを開けにいけないんですよ、ベッドの上に避難してるから(笑)

 

で、「Please come in」とか言うんだけど、たぶん外の雨音が凄くて聞こえてなかったんですよね。で、何回か言ってやっと聞こえて。そしたら、そのスタッフが笑顔で「ハロー」とか言いながら入ってきて(大笑い)

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
アハハ(大笑い)

 

すごい陽気に、膝まで水につかりながら、ザブザブ入ってきてくれたんだけど、ドア開けた途端に、外から水が流れ込んできたんですよ! それで、水位が一気に倍くらいになって(大笑い) 「やばい、やばい、ドア閉めて、閉めて!」みたいになって。

 

で、「上の部屋に引っ越しする?」って聞いてくれたから、「うん、する!。でも、どうやって行けばいいかわからない」って(笑) まだ、水に足つける勇気がなかったからベッドの上で、「How can I do?」とか言って。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
ジャブジャブ歩いてくる現地の人は、そういう状況に慣れてるんですか?

 

ここまでヒドい洪水はないけど、膝まで浸かるくらいの、「やや浸水」は雨季の時期に経験してるんかなって感じ。
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
まったくの未経験ではないわけですね。

 

そうそう。で、タンスに入れてた服とかもあったから、ひとまず高いところに置いて。で、絶対に濡れたらアカン電子機器とかパソコンとかだけリュックに詰めて、2階に避難しようって言って、めっちゃ恐怖の中、足を水につけるっていう。
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
めっちゃ勇気いる。

 

そう。もう茶色い水で。「G(みなさんが嫌いなあの虫)」も浮いてて(笑)
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
イヤー。

 

イヤやろー! もうそこに足をつけるっていうのがめっちゃ恐怖で。「ひゃー」とかなりながら、勇気出して足突っ込んで。とにかく出るしかないから。

 

で、「流石にここまでは水、来ないやろ」っていう高い位置にあるものはそのままにして部屋を後にして。その時点でもう水がヒザの上まで来てたんよね。

佐々妙美
佐々妙美

 

 

ヴィラの外ってポーチがあって、階段2段くらい上るとプールサイドって感じで。だからプールサイドよりちょっと低い位置に部屋があんねん。そこをザブザブ歩きながら上って。もう階段も見えへんねん。だからプールと道の境目もわからなくて。
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
いやー、怖い。

 

そやねん(大笑い) 「プールがあった箇所」っていう記憶を頼りに歩くって感じで。で、ザブザブ歩いてフロントまで行ったら、ほかのスタッフもいて、「えらいこと、なったね」って顔をしてて。

 

「ハロー」とか言いながら苦笑いして。で、けっこう早めに2階に避難できたから貴重品とかも無事で、2階から外を眺めたら、けっこう周りがひどいことになってて。道がちょっと低くなってるとこなんかは、腰を超えるくらいまで水が溜まってて。

 

「うわー、えらいこと、なってる」って感じで。とりあえず2階に行って、足を一生懸命洗って。で、そこで「食べ物、何もないやん」って気づいたのね。「この状態で食糧、何もないやん」って思った瞬間、めっちゃお腹減りだして(笑)

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
何があってもお腹は減りますよね。

 

「やばい」ってなった瞬間、めっちゃお腹減りだして。でももう、しょうがないねって感じで。

 

で、窓からプール見下ろしたら、完全に水没してて、「景色が変わってしまってる」って感じ。でも、「まあ、この程度で収まるやろ」って思ってたらまだまだ水位が上がって、1階のプールサイドのビーチチェアは全部、完全に水没して。

 

で、1時間経ったくらいかな。どんどん水位が上がってくから、高い場所に置いてきた荷物もやばいかもってなって、夫が下に戻って。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
またザブザブと。

 

そうそう。その時点で水位が股下10センチくらいまできてて。で、その状態で荷物上げてきてくれて、戻ってから「どうやった?」って聞いたら、「ベッドが浮いてた」って。
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
えー!? 避難してなかったらヤバかったですね。

 

ホンマに! マットレスの上で「船状態」だったかもしれへん。完全にマットレスが浮いてたらしくて。服類とかは一番高い棚に上げてきてくれて。そのまま水位が上がり続けて、外の道路は肩くらいまで!
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
えー、肩!?

 

それでも陽気なバリの人たち

現地の人とか、けっこう普通に歩いてて。私が動画撮ってて、手振ったら笑顔で振り返してくれて(笑)
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
すごいメンタルだー。

 

ホント、メンタルめっちゃ陽気でさ。なかには水に飛び込んでる人とかもおって。「信じられへんねんけど」とか思って。もう駐車場の車も上まで水に浸かっててさ。でも、そんな状況でもバリの人は明るくてね。誰も暗くなくて。

 

フロントの人も、イスに座って足をテーブルに上げてタバコふかしながらスマホやってるみたいな。「余裕やな(笑)」って。どうなっとん?って感じで。みんな明るくて。

 

仕舞いにはさ、向かいのホテルからピンクのフラミンゴのフロートが出現して。その上に宿泊客乗ってんねん。

佐々妙美
佐々妙美

 

 

避難するのか、どこかのお店に買い物に行くのか知らんけど。スタッフは完全に肩まで水に浸かって、宿泊客乗せて、すっごい楽しそうに移動してて。乗ってる人も楽しそうで、「みんな明るいなぁ」って。そんな感じでフラミンゴが何往復かしてて(笑)
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
びっくりですねぇ(大笑い)

 

で、1日で水引くやろって思っててんけど、全然引かなくて。夜まで冠水状態で。めっちゃお腹空いてきて、ほんまヤバいってなってたときに、ヴィラのオーナーから電話きて「お腹空いてる? 今からスタッフが食べ物届けるから」って言ってくれて。

 

「マジで!? めっちゃ嬉しい!」って思って。袋に大量にご飯とか果物とかお菓子とか詰めたのをスタッフの人が持ってきてくれて、「好きなの、取っていいから」って言ってくれて。もう「嬉しすぎる」って思って感動しながら食べて。普段だったらそんなに思わないものでも、ホンマ美味しくて。

 

ミカンとかコーヒーとかいろいろくれて。みんな水没してるのに、「この食糧はどこから出てくるんだろう?」とか思いながら食べたけど。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
お湯は沸かせたんですか?

 

部屋にお湯と水が出るウォーターサーバーついてんねん。
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
電気は?

 

それが停電せんかってん。Wi-Fiは落ちとったけど、電気は一回も停電することなくて。それが良かってん。ラッキーやった。
佐々妙美
佐々妙美

 

わずか数時間でみるみる水位が上がった大洪水。陽気で親切なバリの人たちに助けられ、妙美部長もご主人も無傷で避難できたのが何より!

 

しかししかし、洪水は後片付けもなかなか大変。ビジネスでもトラブル発生で、熱まで出した妙美部長が「人生のステージが上がる時かもしれん」と感動した物語は、ぜひ後半の記事でお楽しみください。

洪水・ビジネストラブル・体調不良でも富裕層に入会!?新たなステージに上がるとき

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