女子マーケ部

起業のその後を徹底解説!商品・サービスを売り込むコツは?SNSはここに注意

#女子マーケ部  2025.06.01

いまは誰もが起業できる時代。ネットでちょっと調べれば、資金がなくても簡単に会社を立ち上げられます。またSNSを上手に活用すれば、「個人が趣味でお金を稼ぐ」ことも夢じゃない。

 

でもみなさん、「起業後」ってちゃんと意識できてますか? 「ビジネスを立ち上げる」「軌道に乗せる」ということが目的になってしまって、その先が空白になっていませんか?

 

そこで今回の女子マーケ部定例会では「起業のその後」について、メンバーさんからいただいた質問にお答えしました。妙美部長の経験から語られる「起業後にすべきこと・してはいけないこと」には実践的なノウハウがいっぱい

 

ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

壁にぶち当たったとき
諦めずに乗り越える方法は?

佐々妙美
佐々妙美
まず最初の質問は「壁にぶち当たったときに乗り越える方法」について。

 

「得意だから」といった、趣味の延長のような動機で起業することってありますよね。で、いざ始めてみたらビジネスとしての壁にぶち当たる。そんなとき「諦めずに乗り越える方法や秘訣はありますか」という質問です。

 

自分の「ちょっと先を行く人」に聞いてみる
佐々妙美
佐々妙美
確かに仕事をしていると途中で諦めたくなることや、挫折を感じるることってありますよね。

 

実は私も、リリースしたばかりのアプリ「ヤクニタテール」の今後についてあれこれ考えてるところなんですが、どうやらサービスを拡大していくには、ものすごいお金がかかるらしくて。

 

この場でだけコッソリぶっちゃけると、最低でも毎月のランニングコストが数百万円に上りそうだと。そんなに資金が必要となると、もっと案件をたくさん取らないと難しい。

 

アプリの開発・運営って本当にお金がかかるんで、「やっぱり大企業にしか無理なのか」と挫折したような気持ちになったんです。

 

で、「ビザスクlite」というサイトで専門家を見つけて相談したんですよ。

 

ビザスク」は1時間単位で専門家に相談できる「スポットコンサルティングサービス」。担当エージェントがクライアントに最適な専門家を見つけインタビューをアレンジしてくれる。

 

ビザスクlite」はビザスクより手軽な料金で利用できるスポットコンサル。サイト内で検索し、自分で専門家を見つけて相談を申し込むサービス。

画像引用:ビザスクlite公式サイト

佐々妙美
佐々妙美
料金は登録されている専門家の方によって幅があるんですが、私が相談しようと思った方は1時間3万円。

 

私的にはけっこう安いなと思ったんですよね。普通にコンサル会社に頼んだら1時間10万とか15万とかしますから。

 

で、私が相談しようと思った方は「写真を撮るだけでお金がもらえる」というアプリを開発して、大手に売却したことがある方なんです。話をしてみたら、いろいろとすごいことを教えてくれて。

 

私はヤクニタテールの拡大に、これから毎月数百万円、捻出し続けなきゃいけないと思って心が折れる気持ちだったんですが、相談してみたら「いまは副業で開発をやっているシステムエンジニアさんがたくさんいるんで、その人たちに頼めばいいんですよ」って言われて。

 

「えっ、それでいいの!?」ってびっくりしたんですね。「そういう方に頼むのって金額はどれくらいなんですか?」って聞いたら「時給3000〜4000円くらいでやってくれますよ」って。

 

もう衝撃で。「金額が違いすぎる! 私、やってけるかもしれない」って、もう今日、心が回復しました(大笑い)

 

ビジネスでは、自分がやりたい分野で自分の一歩先を行ってる人、すでにその分野について知ってる人に聞くっていうのがめちゃくちゃ重要なんですよ。

 

自分1人では本当に孤独で、挫折したり、気持ちが続かなかったりしますから。身近に聞ける人がいれば、そういう人でもいいし、ビザスクのようなサービスを使ってもいいし、交流会に行ってみるんでもいいし。

 

相談に乗ってくれる人を簡単に見つけられるサービスとかがあるので、ちょっと先を行っている人に話を聞いてみると、視点が180度変わったりします。

 

今日なんて、ホンマ、ガラガラガラって全部の前提が崩れたってぐらいの衝撃を受けて(笑) ここ数年で一番衝撃を受けたかもしれないってくらいの1時間だったんですよ。

 

すごい衝撃を受けたんですね!
ユキさん
ユキさん

 

佐々妙美
佐々妙美
そう! ほかにもいっぱい、いろんなこと教えてもらって、頭の中で想像してたことを遙かに超えていって。じゃあ、「こんなふうにできるかもしれへんやん!」とか、いろいろわかったことがあったんです。

 

なので、趣味の延長でビジネス始めて、「自分の好きなことだけど、なんか上手くいかへん」とか「減価償却が上手くいかへん」とか、そういうとき、みんな、あると思います。

 

私もこれまで、そういうことがいっぱいありましたし、最近もありましたけど、ちょっと先を行ってる人に聞いてみるだけで、「こうしたらいいんや」とか、「ああ、こんなふうになれるかもしれへん」っていう希望になるので、まずはそういう人に聞いてみるってことを、やってもらえたらいいかなと思っています。

 

まずそれが一つ目の「諦めずに乗り越える方法」ですね。
ユキさん
ユキさん

 

食べて寝て自分を「心地良い状態」に
佐々妙美
佐々妙美
あとはね「寝る」(笑) 寝るのは大事です。心が回復する!

 

ユキさんもあったでしょ。これまでイベントで集客とかしてきて、自分で好きで始めたことだけど、めっちゃ辛いみたいな。そんなとき、どうしてました?

 

やっぱ、「食べて寝る」ですかね(笑)
ユキさん
ユキさん

 

佐々妙美
佐々妙美
あはは(大笑い) 対策になってないやん。「大丈夫か、この2人?」みたいな(笑)

 

でもまずは、寝ることって大事。メンタルは睡眠からですから。あとちゃんと食べて、自分を心地よい状態に置くって、すごい大事だと思う。

 

情熱がなくなったら方向転換もあり
佐々妙美
佐々妙美
あとね、やり始めたことを途中で変えたらいけないって思ってる人、けっこう多いかもしれへんけど、「ぜんぜん変わってもいいよ!」ってことも言いたい。

 

「これ、やろう」って思って一生懸命やってたけど、なんかもうそこに情熱を燃やせないってなったら、変わってもいいねん。そのときに興味あることをしてもぜんぜん構わないし。

 

情熱を取り戻すのに一番コスパいい方法だと思うのはYouTube。あと本。この2つはコスパ最強なんで。映画とか、カンブリア宮殿とか、企業系のやつ見ると、「よし、私も頑張るぞ」みたいな気持ちになるから。

 

なんかちょっと「情熱の火、灯して欲しいな」みたいな気持ちのときは、私にとっては、そういうのがいいねん。

 

みなさん、それぞれ「これ見るとやる気が湧く」「燃え上がる」みたいなのがあると思うねん。ユキさんやったら「推し活」やってるわけやし。

 

「推し活」は現実逃避ですね。
ユキさん
ユキさん

 

佐々妙美
佐々妙美
癒しのね(笑) そういう自分のやる気スイッチを押すものを見つけるというのも、すごくありだなと思います。

 

営業で商品・サービスを
売り込むコツは?

佐々妙美
佐々妙美
次の質問は「営業で売り込む際のコツ」について。最近はSNSが主流ですが、相手に会って売り込みをする「直接営業のコツ」を知りたいと。

 

仲良くなって悩みを聞こう
佐々妙美
佐々妙美
これは私の得意分野かもしれない。まずね、「自分の商品を売ろう」っていう気持ちが念頭にあると、おかしな行動に出る人がけっこういます(笑)

 

普段はいい人なのに、「なんか今日、ちゃうやん」みたいな「売り込み体勢」に入っちゃう人。慣れてないとそうなっちゃうので、これ、すごく気をつけてほしいです。

 

相手が「なんかこの人、すごいグイグイくる」みたいに感じる不自然な行動をとっちゃう人って、自分の商品を「売ろう、売ろう」って考えすぎてるんですよね。

 

ポイントはまず、仲良くなることなんですよ。ビジネスと全然関係なくていいから、とにかく仲良くなってほしい。

 

飛び込み営業ではなく、セミナーや交流会に行って出会った人を、将来の購入に繋げたいっていう人は、まずそこに来ている人と仲良くなりましょう。

 

とにかく焦らないこと。焦ると人は変な行動取り始めますから! 急に不自然になって「名刺交換いいですか?」みたいな感じで、人が会話してる間に割り込んできたり。

 

不自然に割り込んでくるみたいなひと、たまにいるけど、そういう変な行動にならないように、普通に会話して仲良くなったらいいんですよ、気が合う人と。

 

気が合う人に買ってもらった方が良くないですか? だから選んだらいいんですよ、誰に売るか。全員に売ろうとするから変な行動になるわけで

 

自分で好きな人、この人の役に立ちたいなって思う人をぜんぜん選んでいいんです。だからそういう人に出会ったら、まず仲良くなりましょう。

 

もちろんその日は、仲良くなっただけなので、売り上げは上がりません。仲良くなったときに私がいつもやってるのは、相手のお仕事のことをめっちゃ詳しく聞くんですよ。「それってどんな仕事なんですか?」って。

 

その場に来ている人たちは、自分の仕事につなげたいと思ってるから、みんな自分の仕事の話、バンバンしてくれます。相手は自分の話、聞いてもらえたらめっちゃ嬉しくなりますよね。

 

で、さらに「そうなんですね、すごいお仕事されてるんですね」って言って、「それだけうまくいってたら、とくに困ってることとか、ないんじゃないですか?」って聞いてみてください。

 

そしたら絶対、「いや、実はね、こういうことに困ってて」って、悩んでること、言うんですよ!(笑) 

 

これは要メモですよ!
ユキさん
ユキさん

 

佐々妙美
佐々妙美
相手の悩みが聞けたら商品が売れるチャンスなんですよ! 悩みが聞けたら、自分では応えられないものだとしても、誰かをつないであげられるかもしれないから。そこは広い視野で考えてほしいんですね。

 

そこで自分の商品が売れなくても、つながりのある人たちの商品が売れる可能性もあるわけで、そのときに紹介料をもらうというような設定にしておけば、あなたにお金が入ってきます。

 

人の悩みを聞けば聞くほど、いろんな人のものが売れて、あなたに紹介料が入ってきます。

 

いい流れですね!
ユキさん
ユキさん

 

佐々妙美
佐々妙美
そうなんですよ。そういうかんじでいい流れが生まれていくんで。無理に商品を売ろうとしないで、目の前にいる人のお悩みを解決するには、なにをしたらいいかなって考えると、けっこういろんなものが普通に売れていきます。私、セミナーとかに参加すると、だいたい売れていくので。

 

今の仕事をする前は「トップ1%、セミナー講師養成講座」っていう講座をやってたんです。どうやったらセミナーを開催できるかとか、どうやってスピーチしたらいいかとか、集客の方法とか、講座をどうやって作ったらいいかとか、そういうことを教える講座をやってたんです。

 

でね、セミナーに参加すると同じテーブルの人とワークをするんですけど、そういう人たちに、だいたい売れてました(笑) 毎回行くたびに売れてて。

 

「この人としゃべると売れていく」という状態になってました。で、それはなんでそうなのかというと、「人の悩みを聞く」ということに集中していたんです。

 

だからみなさんも、「売り込む」というより「悩みを聞く」っていうことに集中してみてもらうと、自然と売れていくんじゃないかな、というふうに思います。

 

日頃のアピールで「棚ぼた」を狙おう
佐々妙美
佐々妙美
ユキさんは、この前、タロット占いできる人に「棚ぼた」パターンって言われたんですよね(笑)

 

そうです、そうです。
ユキさん
ユキさん

 

佐々妙美
佐々妙美
「棚ぼた」パターンっていうのは、仕事をとってきてくれそうな人と、繋がっておくんです。私とユキさんでいうと、私がお仕事の依頼を受けて、ユキさんにお願いしてっていう流れができてるんですよね。

 

そういうふうに、「お仕事を取るのが得意な人」っていうのがいるので、そういう人と最初から繋がっておくといいですよね。「〇〇さん、こういうこと、できませんか?」って声かけてもらえる位置にいる。

 

そうすると営業しなくてもお仕事できますので。そういう発想もありだなって思います、「棚ぼた作戦」。

 

ホントにありがたい話です。
ユキさん
ユキさん

 

佐々妙美
佐々妙美
私もめちゃくちゃ助かっています。この「棚ぼた作戦」で大事なのは、「自分に何ができるか」ってことをちゃんと発信しておくってこと。

 

それはSNSの発信もそうだし、投稿もそうだし、名刺に書いておくとか。私は常に人を探していて、多方面でいい人を募集しているので。

 

ユキさんはどういうことができる人か、私は理解しているから「こんな仕事どう?」とかって日頃からやってるんですね。なので、女子マーケ部のみなさんも、「私、こんなことできるんです!」って普段からアピールしてくれたら、いいなって思います。

 

そしたら、そういう案件がきたときにお願いできるかもしれませんし。お仕事を紹介できるかもしれないので、そういうアピールって大事です。

 

わたしはけっこうSNSの投稿を見るので、お仕事についてなにも発信してない人とか、めっちゃもったいないなって思ってしまいます。

 

とにかく先に貢献せよ
話が少し戻りますが、さっきおっしゃってた「誰かに会ったときに悩みを聞き出す」っていうのは、「いままさに集客したい」っていうタイミングではなく、それより前に「種を撒いておく」っていうことですよね。
ユキさん
ユキさん

 

佐々妙美
佐々妙美
なにかの交流会に参加したときだったり。「その場で売れる」っていうのはけっこう難しいので、売り込む前に関係性を作っておいて、「その日」が来るときに備えるっていうことですね。

 

私がやっていた講座でも言ってたんですけど、とにかく「先に貢献せよ!」と。なんでもそうだと思いますけど、「めっちゃいい人だったな」とか、「印象に残ったな」「いつも自分に良くしてくれるな」っていう人は、いざなにか頼もうってなったときに、頭に思い浮かぶじゃないですか。

 

だから「貢献」っていうのをいやらしく思わないでほしいですね。「なにかしてほしいから貢献する」とかいうことじゃなくて、単純に「いい関係」をつくったら、お仕事は勝手にうまく進んでいくことがあるよという感じなんです。

 

だから「目の前の人の悩みをどう解決してあげよう」っていうことを普段から考えることが大事。そして「そういう人」っていう印象を残しておくことが大事。

 

私は「人と人を繋ぐ」ってことが大好きで、趣味のように普段からやってるから、そこにお金が介在してないこともめっちゃ多いし。単純に「この人とこの人が繋がったら、めちゃくちゃ相乗効果が生まれて面白いことになるな」って思うから、毎日のように誰かと誰かを繋いでるんですよ。

 

そうやって繋ぐことでめっちゃ喜んでもらえたり、私が知らないところでビジネスパートナーになってたりする場合もあったりして。そういう蓄積が、けっこうあとでジワジワ来るんですよ。2010年に起業して15年、こうして仕事を続けてこられてるのは、そういうところかなと思います。

 

だからみなさんも、目の前の人がどうやったら喜んでくれるかな、その人の悩みをどうやって解決できるかなっていう思考でいけば、やがて仕事に繋がります!

 

短期決戦はやろうとしないでください。長期で人間関係を作ると思ってもらえればいいかな。

 

SNSセールスの注意点は?

佐々妙美
佐々妙美
「SNSをセールスに利用する際、ステマ以外で『これをやっちゃダメ』ということがあれば教えてください」というご質問をいただきました。ステマに関しては「知らずにやっちゃってる」っていう方がいらっしゃるので、注意してくださいね。

 

長文コピペメッセージは厳禁
佐々妙美
佐々妙美
注意すべき点は「投稿パターン」と「メッセージパターン」に分けられると思うんですけど、メッセージパターンでいうと、コピペのメッセージを送るのは絶対にやめてください! コピペって相手に一瞬でバレます。とくに長文。長文のコピペメッセージは、秒でバレてスルーされます。

 

広告・宣伝してきてるなってわかるから。「初めまして」で長文送ってくる人もいるけど、絶対ダメです。だからとにかく長文は禁止です。長文の人は大体コピペで送ってきてるから。「コピペだな」って思われたらもう負けだと思ってください。

 

SNSで見つけた相手にメッセージを送りたいときは、まず相手の投稿をよく見てください。そしてその人に「いいね」をつけたり、コメントをして関係性を作ってください

 

関係性作りをちゃんとして、その上でメッセージを送って「素敵な投稿だったので」とか、「共通の知り合いに○○さんがいて、よければお友達になってください」みたいな流れがいいですよね。

 

とにかく一発目にセールスは送らない! だっていきなりさ「大好きです。付き合ってください」って言われて付き合う人、いる?(笑) 「誰やねん?」ってなってまうやん。SNSでも普通の人間関係と一緒なので。

 

SNSだと急に「この人、どうしたん?」って思うくらいおかしくなる人が出てくるので。リアルに会ったときは、いい人やったのにSNSになると急に変な行動取り出す人、本当にいます。

 

SNSもリアルも人間関係作るのは、まったく一緒と思ってもらえたらなって思う。とにかく長文は送らない。コピペを送らない。あと最初の友達申請のタイミングでメッセージ送るときはセールスはしない。

 

あとは、自分の投稿とかプロフィールはしっかり作り込んで、メッセージを受け取った人に「怪しい人」って思われないようにしておくこと!

 

プロフィール写真はちゃんと撮るとか、クリエイターさんだったら作品を載せておくとか、自分の世界観を出すとかでもいいし。Facebookだったら顔写真はちゃんと入れておくとか。

 

投稿の最初の部分は固定投稿もできるから、そこで自分のやってる仕事がしっかりわかるようにしておくとか。とにかく怪しい人って思われないようにしておくことは、すごく大事です。

 

媒体のアルゴリズムを理解しよう
佐々妙美
佐々妙美
自分がSNSを運用するときの注意点は、各SNSでちょっと違うから一概に言うのは難しいよね。例えばFacebookは最近、アルゴリズムが変わって、フォロワーの反応が取りにくくなってるんだけど。

 

全SNSで共通して言えることは、SNSを運営している会社はユーザーの滞在時間を長くしたいんですよね。例えば長文投稿して、ユーザーがその投稿をじっくり読んでくれたらそれは「読み手を長時間、とどめておける投稿」なのでSNS側からしたら「良い投稿」なわけです。

 

すぐに読み終わってしまう短文投稿より長文投稿のほうが読み手の滞在時間は長くなる。でも短文投稿でも、読み手やフォロワーがコメントしやすいとか、活発にやり取りがされていると、それもSNS側にとっては「良い投稿」とされるわけ。

 

あと、ほかの人の投稿にコメント入れたりすると、「このアカウント主は活発なやり取りに貢献してるな」ってことでSNS側から「良いユーザー」と判断されるわけ。

 

で、「良い投稿」をしている「良いユーザー」はSNS側からの評価が上がって、より多くのユーザーのホーム画面に優先的に表示されるようになるから、自分の発信を有利に訴求していける。これがSNSの基本なんです。

 

SNSを提供している会社が何を望んでいるかを意識して、それに沿った使い方をすると上手にSNSを攻略できるようになりますよね。

 

YouTubeに関しては「活発なコメントのやり取り」じゃなくて、ユーザーの滞在時間が大事。なぜならYouTube内で広告を見てほしいから。そうすると長い動画で、かつ最後まで見てもらえるような視聴維持率の高い動画を投稿している人が一番、評価される。短い動画じゃないんですよ、YouTubeの場合は。

 

SNS運用も、まずは「この会社は何を望んでいるのか」をおさえるのが大事ですよね。最近だったらChatGPTとかXのGrok(グロック)とか、質問できるAIがあるので、そういうのを使って、「この会社が望む投稿の条件はなんですか?」とか「このSNSを攻略する上で必要な要素はなんですか」とか聞いてみるといいかなと思います。

 

ビジネスが軌道に乗ったら
次にすべきことは?

佐々妙美
佐々妙美
次の質問にいきましょう。「ビジネスが順調に軌道に乗ったとして、次にすべきことはなんでしょう?」と。

 

順調にいっているときに大事なのは「キャッシュフロー」ですね。お金の使い方をちゃんとしておかないといけない。順調なときほど備えが必要です。

 

ビジネスの規模感によってもすべきことが違うけど、会社経営が順調にいき始めたら、そのときは銀行に借り入れに行ってください。銀行は順調なときしか、お金を貸してくれないので。苦しいときは絶対、貸してくれないんです(笑)

 

順調なときにお金を借りて安全策を講じておくということが、むちゃくちゃ重要です。別に借りる必要がなくても、実績を作っておくことはすごく大事なんで。

 

実績っていうのは、借りたお金をちゃんと計画通りに返して信用を積み上げること。そうすると与信枠が大きくなるんですよ。そうすると、いざというときに借りやすくなるので、会社を経営する上では大事ですね。

 

個人事業主さんの場合は、軌道に乗り出すと、みんな派手な生活にシフトしていくんですよ(笑) それでまあ、パリピな感じの生活になっていきます。旅行に行ったり。まあブランディングなんかもあったりしますけど、とにかく派手な生活に変わっていきます。

 

そうするとねキャッシュフローがすごく悪くなってしまって、めっちゃ売り上げ、上げてるけど、めちゃくちゃ支出も多いよねっていう状況になるんですね。それは本当に命取りなんで、絶対やめてもらいたい。順調にいってるときほど投資にちゃんとお金を回すように

 

投資はね、やってない人がいたら、全員ちゃんとやってほしいです。SBI証券に口座作ってください(笑) 手数料、本当に安いから。私はSBI証券と楽天証券をやってますけど、SBI証券、メインなんでオススメです(笑)

 

口座作って一番堅実なヤツに投資しておく。上がったり下がったりがあまりないヤツ。NISAは国が非課税にしてくれるっていってるので利用するとか。堅実に着実に年利10%くらいで増えたりするので、そういうので増やすといいんじゃないかなと思いますね。

 

順調なときほど「お金を守る」という感じで、投資に回すのは絶対にやったほうがいいかなって思います。

 

※株式の投資に関するご決定は、自らのご判断と責任により行っていただきますようお願いいたします。

 

すごく現実的なところですよね。
ユキさん
ユキさん

 

いきなり売り込まない、DMで長文メッセージはしないなど、営業する上でのNG行為、やっちゃってる人いませんか? ぜひ、この記事を参考に自身のスタイルを点検してくださいね。

 

定例会後半は、お客様との距離の取り方や、SNSでターゲットと繋がる方法など、まだまだ大切なノウハウが盛りだくさん!

 

引き続きお楽しみください。

起業のその後を徹底解説!「友達価格」にどう対処? ターゲットに刺さるためにはなにをする?

 

 

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