女子マーケ部

企業の商品開発の裏側を大公開!(後半)消費者の意見や悩みは「宝の山」

#女子マーケ部  2025.03.21

これまで女子マーケ部が関わってきた商品開発の裏側をご紹介した2月の定例会。

 

後半では、日常のどんなところに「価値ある意見」が潜んでいるかを語っています。

 

これから先、女子マーケ部の案件に参加して意見やアイデアを出すうえで、ヒントになることが満載ですので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

※前半の記事はこちら

企業の商品開発の裏側を大公開!(前半)女子マーケ部はどう関わっているの?

 

 

「プロの消費者」だからすごい!

ユキさん
ユキさん
企業が会社内だけで商品開発をしようとすると、「中の人には浮かばないアイデア」とかが見落とされそうですよね。

 

商品や業界について詳しすぎて視野が狭まってしまうとか。

 

そうなんですよ。プロすぎて、消費者の視点がだんだん薄れてしまったりするから。

 

だから女子マーケ部は、皆さんが消費者であり続けることが大事!「プロの消費者」なんですよ、皆さんは

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
うんうん。

 

面白い企業さんでいうと、小林製薬さんとか。「あったらいいなをカタチにする」で有名な。

 

あと生活用品のアイリスオーヤマさんとか。

 

ああいう企業さんって、めちゃめちゃいっぱいヒット商品があるんですよ。

 

なんでかっていうと社内でアイデア会議みたいなのがあって、小林製薬さんはアイデア総数が年間で約4万件。アイリスオーヤマさんは月間200件、プレゼンしているそうなんですよ。

 

すごいでしょ。そういうのをやっているからヒットが生み出されるんです。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
それは発案力も鍛えられますね。

 

そうなんですよ。それだけやって、やっとヒットが出るみたいな世界なんですよね。

 

ヒットを出している企業さんはそういうことをやっている。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
それを女子マーケ部が担って、一人ひとりがアイデアを出していったらすごいこと、できそうじゃないですか。

 

そうなんです。

 

「毎月100個アイデア出す」みたいな会議をやっている企業さんは稀で、そんなことできない企業さんがほとんどだから。

 

だからこの女子マーケ部の意見とかアイデアが一つになったら、めっちゃ助かる企業さんが増えそうじゃないですか!

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
100個なんて難しそうですよね。

 

10個くらいで手が止まりそうじゃない?
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
自分の願い事だって100個書けない(笑)

 

例えば女子マーケ部のメンバーが1万人いれば、1人1個でも1万個のアイデアが出ますからね。

 

それってすごくないですか!? そのすごいアイデアを買ってもらいましょう、企業さんに!

佐々妙美
佐々妙美

 

「お困りごと」の価値もすごい!

皆さんが普段感じている「お困りごと」とかも、アイデアの種になるから。「お困りごと」を集めといてもらうといいかも。

 

買い物するときに、買いづらいとか、説明がわかりづらいとか、あるじゃないですか。

 

ゆきさんも、今日ねぇ。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
そうそう。ヘッドスパに行きたくてホームページを見てたんですよ。

 

で、「予約はこちら」っていうボタン押したら「LINEなら簡単に予約できますよ」っていう案内が出たんで、お友達登録したんですけど、ポチポチポチって予約できるのかなと思ったら「希望日をメッセージしてください」って来たんです。

 

あんまり簡単じゃないなと思って。

 

しかも空いてる日が画像で送られてきてたよね。あれ、めっちゃ面白かったです。カレンダーが画像で送られてきて、まさかのアナログやん!って(笑)

 

そういう部分がちゃんと整っていない会社さんってけっこうあると思う。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
会社さんは多分一生懸命やっていらっしゃるんだと思うんですけど、お客さん目線で見たときに、「あれ、これそんなに便利じゃないな」っていうことは、けっこうありますね。

 

やっている側とお客さんの目線が違っちゃってるとか。

 

やっぱり使いやすさとかって、実際に触ってみないとわかんないし。

 

だから、アプリとか購入サイトとかも「実際に使ってみてどうですか?」っていうところの意見が欲しい企業さんはいっぱいいると思うんです。

 

ユーザビリティテストみたいな。使い勝手テストみたないやつ。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
あと、私、そろそろ眼がね、だいぶやられてきてるんですよ、お年頃で(笑)

 

シャンプーとか薬の、うしろのちっちゃい文字が見えなくなってきてるんですよ。せっかく説明を書いてくれてるのに、「どれくらい使えばいいの?」とかわかんないんですよ。

 

こういうの誰かに言えないのかなとか思います。

 

確かに適量はわかるようにしてほしいですよね。何プッシュとか。

 

そういうの、めちゃくちゃ貴重なご意見ですよね。企業さんが見落としている部分。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
あと、いま使っている洗濯洗剤の口が、洗濯機の投入口にすごく入れにくいんですよ。

 

そういう「いま使っているこの商品の、ここに困ってんねん」みたいなのを書く場を作って、声が多かったら、その企業に押し売りできますね(笑)

 

「御社の商品に対して、何人の女性が不満を言ってるんですけど、その情報、欲しいですか?」って。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
一歩間違ったら「クレーム集団」です(大笑い)

 

ウケる(大笑い)

 

「改善してほしいという要望が出てるんですけど、このレポート買ってもらえませんかね」って言って、買ってもらえたらみんなに還元するってどうですか(笑)

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
押し売りですよ、完全に!(笑)

 

あはは(笑) でも、なんかできたらいいですよね。そういう「お困りごと」っていっぱいありますよね。なんでこれ、こんなんなん?っていう。

 

私、日本で購入してたオーガニックナプキンみたいなのがあって。肌に優しいって書いてあったから、いいかもって思って買ったんですよ。

 

そしたら粘着部分についてる紙が、めくれなくて。紙をめくろうとすると粘着部分も一緒に剥がれることがあるんですよ。「なに、この作りは」みたいな感じで、すごい使いづらくて。

 

だからそういう商品改善とかもね、みんなの意見でできたら最高なんですよ。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
そういうことしてほしい企業さん、いらっしゃいますよね、改善とか。

 

あと、ショッピング体験とか。その先の使い勝手の悪さを調べて欲しいとか。

 

ぜひ皆さん、「こんなこともしたら、いいんちゃう?」っていうアイデアとかあったら、ドシドシ、女子マーケ部の公式LINEに送ってください。

 

「あ、そういう案件もあるかもしれない」って思って私が企業さんへアプローチするので!

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
ぜひ、アイデア、お寄せください。

 

本当に皆さん、能力がすごいから。

 

「生の声」っていうのはやっぱり、めちゃくちゃ強いから。

 

変にマーケティングとか企画を勉強したりではなく、一消費者さんの視点でいていただけるのが、本当にありがたいから。

 

普段、「ああいうのは不便だな」とか、そういう視点を持っていただいて、意見をいただけると、めっちゃありがたいなって思います。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
どんな企業案件がこれから来るのか楽しみですね。

 

女子マーケ部の登録者数が多くなってくると案件も増えてくるだろうし、案件が増えてくると登録者数も増えてくるかなって思っているので、お互いに頑張って、伸ばしていきたいですね。

 

「いろんな商品の裏側には皆さんがいる」ってなったら最高じゃないですか。あの商品も、この商品も、「私がこの前、意見言ったやつや」とか嬉しいですよね。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
言った意見が反映されてて、改善とかされてたら感動しますよね。

 

改善要求の価値もすごい!

「ドン・キホーテ」ってあるじゃないですか。

 

以前はサイトに「この商品のここを改善してほしい」とか、書き込めるページがあったんですよ。

 

いまはもうアプリに変更して、サイトの方はなくなったみたいなんですけど。

 

「この商品使いづらい」とか、そういう意見を書き込みできる場所があったんですよ。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
ドンキのオリジナル商品、すごいですもんね。

 

私のめっちゃお気に入りのナッツがあるんですよ、情熱価格の。ドンキってポップとか、キャッチコピーがすごいじゃないですか。

 

私、ドンキで食品を買うっていう発想がなかったんですけど、たまたま行ったときに商品名とか説明文を読んで、思わず買ってしまったんですよ。

 

ナッツにこだわっている担当者さんが、何十種類ものナッツを食べ比べしたとか、そういう感じのことが書いてあって。

 

1番ベストなものを詰め込んでどうのこうのとか、これまでに何十万個も売れたとか、そんな感じのことが書いてあって、これはすごいかもしれないと思って、思わず買っちゃった。

 

あれはすごいです。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
ポップとか説明書きの力、すごいですよね。

 

さっき言った、「ここを改善してほしい」みたいな意見を書き込む、サイトのコーナーの名前が「ダメ出しの殿堂」だったんですよ。「安売りの殿堂」じゃないですか、ドンキって。

 

サイトのご意見箱は「ダメ出しの殿堂」。でね、「改善しました」とか、結果報告もあったりしたんです。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
要望に対して、ちゃんと動いてくれてるんですね。

 

そうなんですよ。女子マーケ部でもなにかできたらいいなってすごく考えています。「愛あるダメ出し」を書いてもらって、企業さんの改善に繋げていくとかね。
佐々妙美
佐々妙美

 

やっぱり日本はすごい!

この前、マレーシアのクアラルンプールにあるドンキに行ったんですよ。そしたら日本のあのポップの感じはそのままに、英語で書いてあって。

 

英語でもちゃんと、あの感じ、出せるんだって思ってめっちゃ面白かったです。なんかすごい文字が大きくて(笑)

佐々妙美
佐々妙美

 

マレーシアにあるドン・キホーテ
「情熱 ドンドンドンキ Lot10 KL」

 

ユキさん
ユキさん
英語バージョンの方がアルファベットだけなので簡単かもしれないですね。

 

売っている商品は普通に日本で売っているのと同じで、パッケージとかも日本語なんです。

 

「情熱価格」の商品も普通に日本語のまま売ってました。

佐々妙美
佐々妙美

 

 

ユキさん
ユキさん
へぇ、売ってるんですか。

 

マレーシアの現地の人もたくさんお店に来てて、普通に買ってましたよ。やっぱりドンキの名前は知られてるんですね。

 

焼き芋も外で売ってました。暑い国で焼き芋! すんごい長蛇の列になってて。その隣がたこ焼きだったかな。

 

あとフルーツも売ってましたね。シャインマスカットとか。高級イチゴの白イチゴも売ってました。すんごい高いのに買う人、いるんだって驚いたんですけど。

 

日本で買うより高くなっていたんで、現地の物価で言ったら、さらに高いわけじゃない。どんな金持ちが買うんだっていう気持ちになりましたけど。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
それでも売ってるってことは、売れるんでしょうね。

 

マレーシアはすごい勢いでお金持ちが増えていて、国自体も豊かになっていってますけど、それでもローカルなご飯なら、一食2〜300円とかで食べれますから。

 

レストランでも5〜600円とかで食べれて、ちょっといいお店に行っても1000円ぐらいでした。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
へぇ。日本だと最近、ちょっとどこかに入ると1000円を当たり前に超えてきますよね。

 

でも、日本のご飯は安いと思います。東南アジアのいろいろな場所に住んできましたが、やはり日本は安いですね。

 

結局、日本ってクオリティがすごく高くて、めちゃめちゃ安いご飯があるじゃないですか。

 

それこそ吉野家とか、すごい安いですよね。他の国の物価と比べると、日本は本来、物価が高いはずなのに、「食」だけやたら安いなって思いますね。

 

「このクオリティでこの安さ」って本当に衝撃を受けますよね。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
うん。いい国です。

 

本当にいい国ですよ。安全やし、食事のレベルも高くて。それに医療費も国民健康保険なんかがあって、安いじゃないですか。

 

アメリカだと病気になったりしたら本当に大変ですから。救急車で運ばれるだけで何百万とか、場合によっては一千万とかかかるんですよね。

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
妹がいま、アメリカに住んでいますけど、もう歯医者とか全然いけないみたいです。

 

やっぱそうですよね。
佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
保険をかけてようやく行けるようになるという感じ。

 

もうレベルが違いますよね。だから本当に日本はいい国だと思います。

 

あ、話がだいぶ、それました(笑)

佐々妙美
佐々妙美

 

ユキさん
ユキさん
ほんとですね(大笑い)

 

「商品開発」ってネットで検索すると「ヒットの法則」なんていう記事がたくさん出てきますが、実際はそんな魔法みたいなものはないんですね。

 

それに、大企業が「独りよがり」で商品を作って「これ良いから買いなさい」なんて言っても、消費者はそんなに甘くない!

 

消費者の皆さんは、企業の宣伝文句に簡単に騙されないですもんね。だからこそ、「皆さんの声」が重要なんです。

 

「本当に良いもの」、「本当に便利なもの」、「本当にみんなが欲しいもの」のアイデアは、すでに皆さんの頭の中にあるんです!

 

ぜひ、そのアイデアを私たちに聞かせてください。

 

女子マーケ部の皆さんで世の中を「素敵なもの」であふれさせていきましょう

 

次回の定例会

次回の定例会は3月末を予定。詳細は女子マーケ部の公式LINEでお伝えしますね。

 

初めましての方も久しぶりの方も常連さんも大歓迎! ふるってご参加下さい。

 

来月もみなさんと楽しい時間をすごせるように準備しておきますね。

 

ご参加くださったみなさん
\ありがとうございました!!/

 

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