特別対談前編:夢の実現方法を脳科学から考える!今日からできる意識の変え方
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将来への大きな夢から、目の前のちょっとした目標まで、それぞれにさまざまな希望がありますよね。
実現させるためには、努力や経験の積み重ね、思いの強さなど、いろいろなアプローチがありますが、この記事では、「脳の使い方」について紹介します。
意識や考え方をちょっと変えるだけで、夢の実現を効率的に手繰り寄せる方法ってあるの?
そんな疑問に、40年以上、能力開発に携わっている金蔵院葉子先生が答えてくださいました。
※この記事は2024年7月26日に行われた「第33回女子マーケ部定例会」の内容をまとめたものです。
株式会社ホロンPBI代表取締役
NLPマスタートレーナー

脳科学をベースに、人間の潜在能力を開発する体感体得のユニークな指導法の講座を多数開催。
NLPの受講生は、のべ2000名以上。
俳句や狂言など日本の伝統文化にも精通し、気軽に参加できるイベントも定期的に開催。
多くの方の上質人生をサポートしている。
解決策は斜め上からやってくる?

P & Gさんとか、マックスファクターさんとか、誰もが知っている大企業で多数の指導をされてこられて。
NLPについてはあとで詳しくお話を伺いますが、1300人以上の卒業生を輩出されているんですよね。


パリで公演されたりもしているんですよね。そんな葉子先生に今日は、いろいろお話を伺いたいと思います。


悩んでいるときに、答えが突然、斜め上の方からポンポンポンって下りてくる感じ。
思いもよらない方向から解決策がやって来たなっていう経験が、最近何回かあって。
これって、脳科学的にはどう解釈したらいいんでしょう?


「自分」を定義しようとしたときに、例えば佐々さんと私は違う存在であるというふうにも定義できますし、「日本人」という大きな括りの中の一部というふうにも定義できますよね。


森の木をイメージしてみてください。1本1本を単独の木と呼ぶこともできますが、実は木々は繋がっているらしいんです。
繋いでいるのは粘菌。粘菌はキノコのような形になって胞子を飛ばしたり、アメーバのように動いたりするんですけど、それが木々をつなげているというふうに言われているんです。


で、例えば一本の木が雷に打たれるとその情報が伝わっていくんです。
雷に打たれた木は倒れて腐ってしまったりするんですけど、その木に新しい芽が生えてくると、ネットワークで繋がっている木たちが栄養をおくって、応援するんですって。



自分は「大きなもの」の一部
画像提供:金蔵院葉子氏
全身がケロイド状になったことがあって。もう本当に起きられなくて家で寝ていたときに、庭の植物が全部ヨモギになったことがあるんです。


ヨモギって雑草みたいなもんだから、主人が抜くのが大変だったんですけど、その年はもうヨモギシリーズだったんです。
で、その翌年になったらヨモギがほとんどなくなって、今度はスギナになったんです。すごい不思議でしょ。


で、次の年には、私の体にはカルシウムが必要だったりというふうに病状は変わっていくんですけど、そのときにカルシウムの多いスギナが庭に大量発生していたんです。


そのときには私もかなり状態が良くなって、普通の生活に戻れるくらいになっていたんですけども。
そのとき、すごい不思議だなと思ったんです。本当に自分の命が、自分一人で生きてるんじゃないんだなっていうのを、強く感じたんですよね。


どうもいろんなものの生態系にそういうネットワークの階層があるような気がするんですよね。


それは意識してアクセスできるものなんですか?
自分が自分をどう規定しているかという「枠」によると思うんですよ。
ちょっと枠組みを超えていくような意識の状態になると、可能だと思うんですよね、意図的に。


これね、ちょっと面白いんですけど、海外の実験のデータについて前に聞いたことがあるんです。
お坊さんとか教会の修道士が深い瞑想をするときの脳波を測る研究があって。
脳波をずっと調べていって、ある意識の状態以上になると、脳の中のある部分が働かなくなるんですって。


ワンネスな体感が起こるんです。

※ワンネス(Oneness):宇宙も人も自然もすべてが一つに繋がっており、共通のエネルギーを持っているという解釈のこと。
瞑想はそういう状況に入っていきやすいんですけど、そういうふうになったときに、脳の中でワンネスのようなことが現実に起こっているということがわかってきているんです。


どっちが良い悪いじゃなくてね。
意識的にものを考えたり、これはちょっとおかしいんじゃないかなって判断したり分析したりすることも大切なので、両方、できることが大事なんですけど。
都会に暮らしていると、いわゆる思考を働かせるっていう部分が多くなりますよね。


体に意識が向かないっていうか。体の感覚がわからないっていうか。

体の存在を忘れている?
画像提供:金蔵院葉子氏


「じゃあ、これが良いなとか、これは良くないなとかは、どこで分かるの?」って聞いたら、オデコに手を当てて「ここで分かる」って。
その子はね、素直な感じの子だったので、「オデコに手を当ててるやろ。その手をちょっとずつ下ろしていって、胸のところまで持ってこれる?」って聞いたら、ゆっくり手を胸のところまで持っていってね。
胸のところまで手が来たときに「居心地がいいとか気持ちいいとかって、どこで分かるん?」って聞いたら、「あー!」って声をあげたから「どうした?」って聞いたら、「先生、体には感覚があるんですね」って言ったんです。


それにはびっくりしましたけど、「いま、ここ(胸)で感じることが分かってきたんやろ?」って言ったら「分かった」って。
「今後はその感覚に耳を傾けるの、できるな」って言ったら「できる!嬉しい!」って言ったんですよ。


もしかしたらそれに近い意識は、私たちも日常的にあるかもしれないって思うんですよね。


この2つが喧嘩せずコラボレーションしているときに、さっき言った「上から降りてくるもの」を体が捉えられると思うんです。
というか、体はいつも捉えてるんですよ。体っていうのは自然なんでね。自然界と繋がっているんで。
体の声に意識を向けていくことで、クラウドにアクセスしているわけです。
体に耳を傾けて、それを汲み取って、それと相談しながら、そのまま採用してもいいし、話し合って違うものにしてもいいし。
その体が存在しているっていうことを、もう忘れてしまっていることが、現代にはよくあるんじゃないかなと。


自分の体のこととか、体がどう感じているかってじっくり考えることって、あんまりないですもんね。


NLPでは体の状態とか心の状態にすごい意識を向けるじゃないですか。
それを普段、やってないなっていうことをすごい感じました。


今回、テーマが「夢の実現方法」なんですけど、体の声を汲み取れるようになった方が、夢が実現しやすいっていう解釈で合ってますか?
そうすると、自分が想定していないものが降ってくるみたいなことが、あるんじゃないかな。

葉子先生の口から飛び出した「クラウドにアクセスする」という言葉。
頭の中が「???」となった方も多いのではないかと思いますが、ご自身の不思議な体験談も交えて具体的に説明してくださいました。
まずは自分を「大きなものの一部」と捉えて、ネットワークの存在を意識することが大事なんですね。
そして、体に意識を向け、体の声を汲み取ること。
それでは、実際にどうすれば良いか、その方法は後半の記事で紹介いたします。
まだまだ続く葉子先生の不思議体験。
NLPについても詳しく解説いただいたのでぜひ、後半の記事もお楽しみください。
※今回の「金蔵院葉子×佐々妙美 特別対談」は以下からご視聴いただけます。
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