女子マーケ部

誰でもできる起業の方法!自分に合った商品・サービスの作り方を解説

#女子マーケ部  2024.07.10

日々の暮らしの中にワクワクを発見するのが得意な女子マーケ部のメンバーは、楽しむことに貪欲。また、そのワクワクを世の中に届けることにも積極的です。

 

きっとみなさんの中には、起業している人や起業を考えている人、個人でビジネスをしている人もいるでしょう。

 

そういった活動を自分も始めたいけど、何から手をつければいいの?という方に向けて、今回の定例会では、佐々代表から「自分に合った商品・サービスの作り方」についてレクチャーがありました。

 

家事の傍ら、副業的にビジネスをしたい人も、本業として起業したい人も、どちらにも参考になる有意義なTIPSがたくさん学べた今回の定例会。

 

その模様をお届けします。

まずは周囲の悩みを聞いてみよう

佐々
佐々
構想はある、何かやりたい、でもどうやったらいいかわからないというときは、周りの人に「どんなことに悩んでいるか」を聞いてみましょう。

 

自分なら、その悩みをどう解決してあげられるか

 

それがビジネスのスタートです。

 

いきなりビジネスの核心をわかりやすく説明してくれた佐々代表。

 

身近な人でもいいし、こういう人にお客さんになってもらいたいなという人でもいいので、「どんなことに悩んでいますか」とストレートに聞いてみる!。

 

まずはそこから始めるといいそうです。

 

佐々
佐々
自分なら、こう悩みを解決してあげられるな、これを提供できるなというものが見つかったら、最初は無料でもいいので、提供してみましょう。

 

いきなりビジネスモデルを考えるのではなく、無料提供でいいので、とにかく初めてみることが大事なのだとか。

 

例えばコーチングなら、やってみることで自分自身もスキルアップできますよね。行動を繰り返すことで、自分の得意分野や長所も見えてくる。

 

つまり行動してみるということは「自分を知ること」とイコールなんですね。

 

実はみんな自分の特性に
気付いていない

私はこれが得意、私はこういう性格と思っていても、実はそれが思い込みで本来の自分とは違うことも。

 

佐々
佐々
インフルエンサーとか頑張っている人を見ると、自分もあんなふうに頑張らないとと思うんだけど、どうもうまく頑張れない。

 

そんな経験ないですか?

 

それは自分の特性に合っていないからなんです。

 

ビジネスを始めるなら、まずは自分の特性を客観的に知ることが大切。佐々代表のおすすめは「ウェルスダイナミクス」。

 

これは、ビジネスパーソンや企業家が自分自身の強みや適性を理解し、それを最大限に活かすための自己診断ツール。

 

佐々
佐々
人のタイプを8つに分けるもので、自分がどのタイプかと、どんなビジネスが向いているかがわかるんです。

 

無料版でも4つのタイプ分けができるので、ぜひ一回やってみて。

 

仕組みづくりが得意な人、人を繋ぐのが得意な人、目立つことが得意な人、裏方が得意な人など、それぞれ特性に合わせてビジネス形態は変わりますよね。

 

佐々
佐々
ビジネスってね、自分の特性に合わないと、頑張っても結果が出ない。

 

でも、特性に合っていると、頑張らなくても結果が出ちゃったりするものなんです。

 

得意分野を書き出したり、ネット上にある自己分析ツールなどを使って、まずは自分を知るところから始めてみてくださいね。

 

「得意」と「好き」が合わさるところにビジネスを見つけられるのが一番幸せです。

 

次にやるのは競合研究

佐々
佐々
ぼんやりでもいいのでやりたいことが決まったら、競合を調べてみましょう。

 

例えば「代行系」のお仕事がしたいと思ったら、ココナラやランサーズにたくさん募集が出ていますよね。

 

こういうサイトは、仕事に応募している登録者のプロフィールも見られるんです。

 

「私はこんなことができます」「こんな実績があります」「仕事を依頼してもらえたらこんな付加価値を提供できます」といったことを登録者たちはプロフィールに書いて企業にアピールしている。

 

こういったものを見ることで、ビジネスのヒントをどんどん手に入れていきましょう。

 

佐々
佐々
私は最低10社は見るようにしている。

 

これなら自分にもできるなとか、この会社とこの会社を組み合わせたらこんなことができるのにとか、どんどん頭の中でイメージを膨らませるのが楽しくてしょうがないんです。

 

他社の商品やサービスを徹底的に研究して、「もうちょっとこうだったら、もっといいのに」ということに気づけたらそれがあなたのビジネスになるでしょう。

 

だから、他社研究って大事なんですね。

 

佐々
佐々
上場企業のIR資料を見てみるのもおすすめ!

 

数字は苦手だし、大企業なんかマネできないから参考にならないと思うかもしれないけど、実はそんなことないんです。

 

企業のIR資料にはこんな商品を作りましたとか、こんな企画をこれからやりますといったことも書いてあるんです。

 

過去の企画や商品に関しては赤字だったのか黒字だったのかも書いてあるので、「なるほど、こういう企画は儲からないのか」なんて、勉強になることがたくさん。

 

佐々
佐々
企業がいま頑張っていることや、ダメだったことが全部見えちゃう。

 

「こんなこと考えてるんだな」ってすごくヒントになる。

 

IR資料は企業のホームページにあるので、ぜひみなさん一度見てみてくださいね。

 

始めは「小さく売ってみる」

ビジネスを始める時は、まずは欲張らずに小さく売ってみることから始めるのがいいのだそう。

 

佐々
佐々
私は独立したときに、デザインの知識があったので、オリジナルの写真入り名刺をデザイン・制作するっていうのを最初にやったんです。

 

交流会などで出会った人で、「何かやるなら応援するよ」といってくれている人がいたので、あっという間に10人くらい売れて。

 

「売れるんだ」ということがすごく自信になったんだよね。

 

金額は相場をいろいろ調べて1万円に設定。当時、3万円とか5万円とか、中には10万円という金額設定で名刺のデザインを請け負っている会社があったのだそう。

 

そんな中で、1万円に設定した理由は?

 

佐々
佐々
「自分が遠慮なく受け取れる金額に設定する」って大事だなと思ったんです。

 

「こんなに高いと誰も買ってくれないかな」と思いながら値段を決めると、きっとうまくいかないだろうなって。

 

最初は「この金額ならきっと買ってくれる」と、自信を持って売れる金額に設定するのが大事なのだそうです。お試し価格の感覚で小さくスタートして、売れたら周囲の反応を見て改善していく。

 

売って改善、売って改善の流れがとっても重要なんですね。

 

新しいものは生み出さないで

もしビジネスを始めるときに「新しいものを考えて生み出さなければ」と思っているならそれは間違い。

 

佐々
佐々
この世にないものっていうのは需要がないものなです。

 

そんなもの生み出しても誰も買ってくれない(笑)。

 

だから新しいものを生み出さなければという考えは捨てましょうね。

 

同時に「すでに商品やサービスが存在しているジャンルはダメだ」という考えも捨てましょう。

 

佐々
佐々
昔ね、中小企業診断士さんにビジネスアイデアを聞いてもらえるみたいなチャンスがあって。

 

具体的な企画案がなくても、アイデアだけ聞いてくれるというので思いついたことを言ってみたの。

 

「夜のお店で働く女性のヘアセットを専門にしたヘアサロン」ってどうでしょう?って。当時そういうお店はなかったからね。

 

そしたら、その診断士さんが「あぁ、惜しかったね。ちょっと前に同じ案を持ってきた人がいたよ」って。

 

当時は私もまだビジネスのことがわかっていなかったから「そっか」って納得しちゃったけど、いまなら、そんなことで引き下がる必要はないってわかる。

 

捨てるべき「思い込み」はたくさんある

どんな事業をしようかと考えるとき、「競合が多いジャンルは無理」というのも勝手な思い込みです。

 

佐々
佐々
メジャーなジャンルはそれだけ需要が多いということなので、競合が多いからって必ずしもレッドオーシャンとは限らない。

 

そして「オリジナルを考えるのは難しい」と思うのも思い込み。

 

佐々
佐々
そもそもこの世にオリジナルなんてないんです。

 

どんなものも、すでにあるものを掛け合わせて作られているのです。

 

だから、ゼロイチで何かを生み出さなきゃなんて考えないでください。

 

さらに、「完璧に作り込まなければ売ってはいけない」というのも間違った思い込み。

 

佐々
佐々
完璧なんてないんです。

 

とりあえず売ってみて、顧客の声を聞きながら改善をしていく。永遠にこの繰り返し。

 

会社も商品・サービスも磨き続けていくもの

 

「完璧」なんていうゴールはないんです。

 

そしてもう一つ、「自分にできないものは売ってはいけない」と考えるのも、間違った思い込み。

 

佐々
佐々
自分にはできないことを依頼されたら、できる人を探して紹介すればいい。

 

自分にできないこともビジネスになるんです。ただ責任感は大事なので、誰か紹介すればいいというわけではないです。

 

しかるべき人を紹介して、金額調整などは責任もって引き受ける。そうすれば、人繋ぎもビジネスになりますよね。

 

「何者にもなれない私」

ここで佐々代表が若き日の思いを語ってくれました。

 

佐々
佐々
私は何かがすごくできる人ではないんです。

 

子どもの頃からプロにはなれないな、何かの一番にはなれないなと思って育ってきたの。

 

それが密かなコンプレックスでした。でも絵を描くのが好きだったので、イラストレーターになれたらいいなと少し思ってました。

 

中学校のときに、授業でヴァイオリンの絵を描いたんです。全員の絵が壁に飾られているのを眺めて、「うん、なかなかよく描けてる」って自画自賛してたんだけど、一つ、ものすごく輝いている絵があったの。

 

この技法はなんなんだって衝撃を受けて、自分は今から絵を習ってもこの域に達することはできないなって、圧倒的な違いを感じて、絵の道は諦めたんです。

 

ああ、やっぱり私は何者にもなれないのかって思いながら、大学はインテリア工学を専攻してたんだけど、ここでも天才たちに打ちのめされて。

 

才能の塊みたいな同級生に囲まれて「何者かになりたい、でも何者にもなれない」という思いのまま卒業して、マンションデベロッパーに就職したのね。

 

お仕事を始めて数年目にプロジェクトを任せてもらえるようになって、建築・施工・デザイナーとか、各プロフェッショナルを束ねる立場になったのね。

 

それで、マンションを作り上げるんだけど、プロになれなかった私が、プロが考えたアイデアを精査し判断し最終決断する立場になったの。

 

それはつまりいろんな人を活かす仕事。いろんなプロの力を借りながら、チームをまとめ上げ一つのものを作り上げる立場。

 

一つのものを突き詰められなかった私が、「何か」にはなれなかったけど「何者か」にはなれたんだ、これが私の強みなんだって、そのとき気づいたんです。

 

だからね、「私は誰かを活かすことができるんだ!」と思えば、それがビジネスになるんです。

 

これは、佐々代表が自身の経験からたどり着いた答えですが、女子マーケ部の部員全員にとって、すごく心強い励ましの言葉ですよね。

 

佐々
佐々
どんなものでもお仕事になる。ゼロイチじゃない。いろんな仕事が成り立つ。

 

だからみなさんにも、得意なことを活かしながら商品やサービスを作っていって欲しいです。

 

新サービスを準備中

社外アイデア企画室は、ワクワクしながら働きたい女性と、女性の声を欲している企業をマッチングするサービスを準備中です。

 

社会と関わりたい人、ワクワクを創出したい人、隙間時間に副業としてお小遣いを稼ぎたい人などなど、さまざまな人に満足いただけるサービスを展開するので、ぜひみなさん「自分の強み」を見つけておいてください。

 

「これといって強みなんてない」という人は、業務を管理する仕事や、全体を見渡すディレクションの仕事なんかが向いているかもしれませんね。

 

わかりやすい特技がなくても、みんな、自分を活かせる場は必ずあるんです。

 

今回の定例会は、起業に関する具体的なTIPSと、佐々代表の想いの両方が聞けた、とっても内容の濃い1時間でした。

 

次回の定例会

次回の定例会は2024年7月下旬に予定。詳細は女子マーケ部の公式LINEでお伝えしますね。

 

初めましての方も久しぶりの方も常連さんも大歓迎!。ふるってご参加下さい。

 

来月もみなさんと楽しい時間をすごせるように準備しておきますね。

 

ご参加いただいたみなさん
\ありがとうございました!!/

 

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