ビジネストラブルはどう防止する?困難を好機に変えて乗り越えていくには

思わぬトラブルで落ち込んだ経験は誰しもありますよね。人生でもビジネスでも、毎日一生懸命生きていれば、何かしら問題は起こるもの。
順風満帆に見える佐々妙美部長にも、実は大きなトラブルの経験があるんです。
女子マーケ部10月の定例会では、妙美部長がトラブルを未来の糧にする方法や、トラブルが起きてもメンタルを安定的に保つ方法について、体験談を交えながら赤裸々に語ってくれました。
ビジネスをしている人にはもちろん、していない人にも参考になるアドバイスが満載! どうぞお楽しみください。
目次
1000万円の損失は「富裕層への入会金」

流石に普段ポジティブな私もダメージがきましたね。メンタルはなんとか維持しましたけど、体にダメージがきて体調を崩してしまって。
でもね、そのトラブルの後に元気が出る経験もありました。ドバイで日本人の起業家さんの集まる大きなイベントがあって行ってきたんですね。そこに、「ユダヤ人大富豪の教え」っていう本を書いているベストセラー作家の本田健さんがゲストでいらしてて。

画像引用:本田健公式サイト
そしたら本田さんが、「だいたい富裕層向けのスポーツクラブなどの入会金って1000万円くらいなんですよ。だからその損失額の1000万円は『富裕層への入会金』だと思えばいいんですよ」っておっしゃって(笑)
私的には「キターッ!」って感じでテンション上がって、元気になりました! 私の気持ちを一瞬で切り替えてくださって、さすが、世界で講演されている方は違うなって。
それで講演会の最中に本田さんが「この中で富裕層への入会金1000万円をすでに支払った方(1000万円の損失を出したことある方)はいますか?」って会場にいる人に聞いたら、100人くらい手を挙げてたんですよ! 「めっちゃ仲間、おるやん」って嬉しくなりました。
それくらい損失出せるような大きな規模の事業に挑戦されてる方が、いっぱいいらっしゃるってことなんですよね。
うちの会社は、何かあっても対応できるようなキャッシュフローの体制を普段から取ってるんで、1000万円損しても、会社が傾くっていうことは全然ないんで大丈夫なんですけど。でも大きな金額なので、私的にはすごく反省していて。
トラブルと同じタイミングで、バリ島で洪水にあったんですよ。それで、住んでいたヴィラで1階から2階の部屋に引っ越ししたんですけど、本田さんから、「人生のステージも一段階、変わるタイミングかもしれないですね。これまでのビジネスを見直す良い時なのかもしれません。だから今回、トラブルを経験して何を感じたかしっかり振り返ってみてくださいね」って言われて。
なので今、私なりに感じたことなんかを書き出している最中。失敗しても、そこから気づきや学びを書き出して、今後の糧にするってすごく大事だなって感じています。
ビジネス相手は人柄だけで選んではダメ

でも、人にはそれぞれキャパシティがあるので、その人のキャパシティを超える仕事を発注してしまったっていうのは私のミスだなって感じていて。最初に相手の能力やキャパシティの見極めをもっとしっかりできたはずなのに、「この人なら大丈夫だろう」っていう感じでお願いしてしまったので、それは私のミステイクだなって思う。
そういうふうに私がしっかりと見極めずに仕事を発注したりしなければ、今でも良い関係でいれたかもしれないじゃないですか。だから、私の判断ミスのせいで「私が相手を悪い人に変えてしまったのかも」って思って。
私がもっと見極められていたら、そんなふうにはなってなかったかもしれないから。私としてはトラブルをそういうふうに受け止めて反省した。
ハッタリを引っ込める勇気が大事

でも仕事を引き受ける時って、ちょっと自分にはチャレンジングな仕事だなと思っても、思い切って引き受けてみるって大事やねん。
私も企業さんから「こういうことできます?」って聞かれた時に、「今ちょっと忙しいから無理かな」と思っても、「きっとできる人いるから、探し出そう」っていう気持ちで一旦、引き受ける。で、本当に無理なら「すみません」って断ることもできるわけやから。だから受けてみるって大事。
ハッタリでも良いからお仕事をいただいたらとりあえず受けてみる。でも、本当に無理だな、ハッタリが効かないなと思ったら、それをちゃんと判断することも大事。
頑張って頑張って我慢しすぎて、ある日突然、連絡取れなくなるとか、本当に困っちゃうから。たまにそういう人いるからさ。途中で「ヘルプ」を言える勇気って大事だよね。
イズミさんもすごく淡々と仕事してくれてて、「この日は無理です」ってちゃんと言ってくれるから、安心して任せられる。お二人はそういうこと、ちゃんと言ってくれるし、ユキさんとイズミさんでうまいこと助け合ってやってくれてるしね。
逆に仕事を発注する側は、できるだけたくさんの人に話を聞いてみた方がいい。最初から一人の人に「決め打ち」で話をして依頼するんじゃなくてね。いろんな人と話してみると「ああ、こんなやり方もあるんだ」とか、新しい視点が生まれてくるし。
だから誰かにお仕事をお願いする時には複数人に聞いてみるっていうのがいいと思う。
ビジネスをマネされても落ち込む必要なし

トラブル防止にはマニュアル化が大事

だからビジネストラブルじゃなくて、仕事のストレスみたいなことはあるよね。
で、その依頼主が私を社員のように扱うってことがあって。「いやいや、私、そんな指示では動かないけどなぁ」みたいなこととか(笑) まあ、その程度ですかね。
自分自身がやらかしちゃったことといえば、月曜日に送らなきゃいけないメルマガを、前の金曜日に作業していてそのまま送っちゃったとか。
「あ、送っちゃったー」っていう背筋がゾッとする系のミスはありますね。
個人で仕事をしていると、自分が倒れたら収入が途絶えちゃうんだけど、マニュアルがあって誰かに頼めるようにしておくと、手術とか入院ってなっても収入を維持することができるし。だからマニュアル化とか仕組み化はすごく大事。
事務作業が得意な人は、ブラックボックスになってる作業を紐解いてマニュアル化していくってことができると、いろんな企業で需要があると思う。
1000万円規模の損失を被るという大トラブルに見舞われた妙美部長。しかし、「損失は挑戦者の証し」と捉えて、「富裕層への入会金を払ったようなもの」と笑顔で語る妙美部長のバイタリティは見習いたいもの!
トラブルを避けるために普段から事業をマニュアル化しておくことは、ぜひみなさんも取り入れてみてくださいね。
定例会後半は、トラブルが起きても困らない備えや、メンタルを安定させる方法、そして自分らしい働き方の見つけ方など具体的なアドバイスが盛りだくさん!
どうぞ引き続きお楽しみください。
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