女子マーケ部

自由な生き方をするために必要な4つのこと!心のブロックを解除しよう

#女子マーケ部  2024.06.06

自立した女性として、自由な生き方がしたい」というのは多くの人が願うことではないでしょうか。

 

既婚でも独身でも、仕事や子育て、介護をしていてもいなくても、精神的に自立して自由にのびのびとした生活を送っていくことは大切なことですよね。

 

しかしなかなか、これが実現できずもどかしさを感じている人も多いでしょう。

 

会社や家庭の環境のせいで、自由を感じられず悶々としている人も多いと思いますが、考え方をちょっと変えるだけで、呼吸がしやすくなることはよくあります。

 

そこでこの記事では、今日からでも実践できる「自分を解放する方法」を解説します。自分で自分を縛り付ける「心のブロック」を解除して、明日をちょっと生きやすくするヒントにしてくださいね。

 

この記事は2024年5月30日に行われた「第31回女子マーケ部定例会」の内容をまとめたものです。

あなたにとっての「自由」とは?

自由に生きたいと願いながらも、「果たして自由な生き方ってなんだろう?」と迷ってしまう人は大勢います。

 

これは子どもの頃から植え付けられた固定観念や、いま自分が置かれている環境で「常識」とされている考え方に、心が縛られることで、「自由」を自由に思い描くことができなくなっていることが原因です。

 

「女性なんだから家事をするのは当然」、「お金の話をするのは汚いこと」、「投資は怖いもの」、「職場では空気を読んで同調しなくてはいけない」。こんな考え方はまだまだ、そこかしこに溢れています。

 

そして「こうしなければ」「こう生きなければ」と自ら、視野を狭めてしまっていることはないですか?

 

佐々
佐々
私は選択肢が多ければ多いほど、自由って広がっていくんじゃないかなと思っているんです。

 

「1つしか選べない」ってすごく窮屈ですよね。

 

「これしかない」って思うとすごくしんどい。なので、心の自由を手に入れるためには、まず選択肢を増やすことに取り組んでみてください。

 

それではどうやって選択肢を増やすのか。ポイントは

  • お金
  • 知識
  • 哲学

の3つです。

 

佐々
佐々
お金って実はすごく大切なんですよ。欲しいものが買えない、行きたいところに行けないって、自由じゃないですよね。

 

お金がなくて、子どもが行きたい学校に行かせてあげられないっていうのも、「選択肢を与えてあげられない」という苦しさにつながりますよね。

 

これは「自由はお金で買えるのか」という話とは全然、別物です。

 

せっかく自分の欲求に気がつけたのに、お金がないことで「自分の選択肢」にラインナップできないことは、「自由じゃないな」という気持ちに直結しますよね。

 

佐々
佐々
お金と自由って実は密接に関わっているのです。

 

しかし、現実問題としてお金がない場合、「ない袖は振れない」となりますよね。それでは「自由」を諦めなくてはいけないのでしょうか?

 

佐々
佐々
もちろん諦める必要はありません。

 

そんなときに、自分を助けてくれるのが「知識」です。

 

知識を増やすことは、自分の選択肢を増やすこと、そのものなんです。

 

数年前の自分を振り返ってみてください。若かった頃は、知識が足りなかったせいで目の前に選択肢があるのに気づけていなかったなと思うこと、ありませんか?

 

「やりたいことがある、でもお金が足りない、それではアプローチを変えることでお金をかけずに実現できないか」

 

知識があればそんなふうに考え方を変化させることができます。つまり、知識は自分に自由を与えてくれる最大の武器なのです。

 

しかし、どんなに知識を身につけても、思い込みや固定観念、既成概念に縛られていると、心は窮屈なまま

 

それではどうやって心のブロックを外すのか。それは「自分なりの哲学を持つこと」なのです。

 

「哲学」というと難しそうと思って、敬遠してしまう人がいるかもしれませんが、なにも、ソクラテスやプラトンを語るわけではありません。

 

「哲学」の意味を辞書で引くと、「とらわれない目で事物を広く深く見るとともに、それを自己自身の問題として究極まで求めようとするもの」と書いてあります。

 

つまりこれは、「思い込みを捨て、客観的に考えることで、自分の問題を見つめ直すこと」なのです。

 

自由に生きるために①
「思い込み」を捨てよう

佐々
佐々
私はこれまでたくさんの思い込みを捨ててきました。

 

そうするとあっさり、「あ、ほかの選択肢があるじゃん」ってなること、よくあるんです。

 

だから、思い込みを捨てると生き方の自由度ってめっちゃアップするなって思うんです。

 

それでは「思い込み」の例を挙げてみましょう。

 

思い込み①
一生懸命働けば自由になれる

こう思い込んで、しゃにむに働いている人、多いのではないでしょうか?

 

佐々
佐々
私、会社を辞めて独立したとき、がむしゃらに働いて力をつけたら自由になれるんじゃないかと思って、もう必死に頑張っていたんです。

 

でも、1年経っても、2年経っても、3年経っても、「全然、自由になってない!」って気づいたんです。

 

なんでこんなに自由じゃないんだろう?って。

 

もっと好きなところに行けたり、楽しい時間を過ごせたりするはずだったのに、めちゃくちゃ働きまくってるって。

 

それで、あるとき夫にね、いわれたんです。当時はまだ結婚前でしたけど、

 

「いつまでそんな働き方するの?」って。

 

その一言でハッと気づいたんです。

 

「一生懸命働くことはすごいこと。きっとその先に、理想の未来が待っている」っていうのは、勝手な思い込みだったんじゃないかって。

 

もちろん仕事を頑張ることは間違ってはいません。しかし、いつしか「頑張ること」が目的になってしまっていたのでは?

 

そして「頑張らなくてはいけない」という呪縛を自分にかけてしまっていたのかもしれません。

 

佐々
佐々
パートナーがかけてくれた言葉が、そのブロックを解除してくれる一言になって、思い込みを一つ、捨て去ることができました。

 

それまでの、自分の時間や家族との時間を犠牲にして、仕事を優先してきた働き方をやめ、自分を中心に仕事のスケジュールを調整するようにしたら、ライフスタイルに大きな変化が生まれました。

 

思い込み②
会社を辞めたらみんなに迷惑がかかる

こう考えて、辞めたいのに辞められないという気持ちで、働き続けている人いますよね?

 

佐々
佐々
私も会社を2回、辞めた経験があるからわかるんですけど、退職するってムチャクチャ勇気がいりますよね。

 

自分が抜けて、業務がキツくなったらみんなに悪いしって。

 

しかし、本当に「誰かが辞めたらみんなに迷惑がかかる」のでしょうか。確かに一時は大変になる人が出るかもしれません。

 

しかし会社は組織です。いずれまた新しい人が入ってきます。

 

佐々
佐々
自分の人生は自分のもの。

 

辞めたあとのことまで考えなくたっていいんです!

 

そう、周囲に気を使い犠牲になる必要なんてありません。

 

「みんなに悪いから辞められない」、そんな思い込みもあっさり捨て去ってしまいましょう。

 

思い込み③
世界一周旅行は高い

世界一周してみたいな。いつか行けるかな。老後に行けたらいいな。でも、そんなお金ないな。いくら貯めればいいのかな。自分には無理だな、、、。

 

こんなふうに思っている人も多いでしょう。

 

でも本当に世界一周は、そんなにお金がかかるのでしょうか。実際に調べてみましたか?

 

「ある程度お金が貯まって、行けそうな目処が立ったら調べようかと思っています」と考えているなら、ちょっと待って。

 

行きたいところ、やりたいことがあるならすぐに調べましょう。勝手な思い込みで、調べることすらせず、チャンスを逃してしまうのは、大損です。

 

佐々
佐々
各航空会社が「世界一周航空券」といったプランを提供しているのですが、エコノミーだとなんと35万円くらいから買えるんですよ。

 

私は夫と一緒にビジネスクラスを利用して、6年くらい前に世界一周をしたのですが、当時で70万円くらい。

 

ファーストクラスだと120万円くらいだったと思います。

 

もちろん安くはないですが、エコノミーなら、決して手の届かない額ではないですよね。

 

勝手に「高い」と思い込み、手の届かない額だろうからと調べもせずに諦めていた人はいませんか?

 

思い込みって本当に怖いものなんです。自分の視野も行動も狭めてしまう。結果、自分で自分の自由を奪ってしまうものなのです。

 

「自由に生きるための第一歩」はまず、「思い込み」という心のブロックを外すこと!

 

佐々
佐々
普段から「思い込み」をやめるクセをつけるようにするといいですよ。

 

「思考」はクセなので、普段から意識していると、自然と「選択肢っていっぱいあるな」という考え方ができるようになります!。

 

とくにメンタルが落ちているときは要注意。「もう、この方法しかない」と思いがちなときこそ、「なにかほかの方法があるはず」と思って、別の道を探してみましょう。

 

佐々
佐々
私もビジネスをしていて、何かいい方法はないかと探し回ることがよくあります。

 

一生懸命探していると、あるときポンっと目の前に答えが現れたりするんです。

 

いいアイデアが向こうからやってくることがあるんだよね。

 

自由に生きるために②
我慢することをやめてみよう

日本にはもともと、「我慢は美徳」といった考え方がありますよね。「大人なら我慢すべき」「自分さえ我慢すれば、丸くおさまる」「我慢すればきっといいことがある」、そんな考え方はそろそろ卒業しましょう。

 

佐々
佐々
私も昔は、ムチャムチャ耐えていた時代があるんです。今は何にも耐えていない人のように見えていると思いますが(笑)。

 

会社員時代にね、めっちゃ怖いお局様がいらっしゃいまして。入社初日から洗礼を受けたんですよ。

 

こんな漫画みたいなことが本当にあるんだと衝撃だったんですけど。

 

厳しくされても「自分の仕事の仕方が悪いんじゃないか」って思って、こっそり隠れて泣きながら、毎日会社に行って。

 

そんな日々が3年くらい続いていたんです。

 

企画開発部に所属していたにもかかわらず、「女性はみんな事務をやって当たり前」という考えで、担当外の事務仕事をバンバン振ってくるお局様。

 

1ヶ月間休みなく働き続けたにもかかわらず、なんとボーナスが減額される始末。

 

佐々
佐々
直属の上司に「ボーナスの額、おかしくないですか」って聞きに行ったら調べてくれるっていう話になって。

 

そしたらね、例のお局様が「あの子、パソコン作業はいいんだけど、ほかがね」とかいって、社長に耳打ちしたせいで減額されてたんですよ。

 

それまでは、どんなに辛いことがあってもなんとか頑張ってきてたんだけど、もうブチギレちゃって。なんで上司でもないお局様に評価されなきゃいけないのって。

 

それで部長に直訴することにしたんです。

 

ネットで「交渉に一番いい時間帯は?」とか調べたら、お昼ご飯を食べた後は思考力が低下しているから、要求が通りやすいとか書いてあって。

 

よし、お昼休みのあとに行ってやるぞって意気込んで。その日は朝から怒りのオーラを纏ってね。

 

タバコ部屋にいる部長のところに乗り込んで話したら、確かにボーナスの額はおかしいってなったんですけど、今回の支給額はもう決まっちゃってるから、次回のボーナスでなんとかするからって言われたの。

 

そんなんで納得できるかーってさらにキレちゃって(笑)。

 

そのあと、仕事の割り振りに対する不満を猛然とぶちまけたところ、さっそく部長が対策に着手。

 

佐々
佐々
当時、私は事務の制服を着ていたんだけど、「制服やめて、スーツで来るか」って言われて。

 

事務仕事を頼みやすい環境をなくしてやろうって考えてくれたんですよね。あと席替えもしました。事務の人たちのデスクから離れたところに。

 

わずか1日で環境がガラッと変わったの。だったらもっと早くいえばよかったって思うくらい。

 

結局ね、「これ、いっちゃいけないかな」とか、「我慢しなきゃいけないかな」って勝手に自分でブレーキをかけてたんですよね。

 

そのせいで、3年間、環境を変えられなかった。

 

ときには日常をぶち壊すくらいの勢いで、自己主張したっていいんです。環境は自分で変えていくもの

 

いつか変わるかもと、我慢しながら待つのではなく、自分から動いてみることは本当に大事。

 

佐々
佐々
翌日からスーツで出社して、離れた席に座ったら、お局様が女子社員に聞こえよがしに「佐々さんにはもう事務仕事、頼めないから」とかいってるの。

 

もうこっちは怒りモードになってるから、エンターキーがぶっ飛ぶんじゃないかってくらいの勢いでキーボード打ってね(笑)。

 

あのとき、めちゃくちゃ決意して勇気を出したことで、環境って変わるんだなっていうことを経験したんです。

 

だからね、環境を変えたい、勇気を出したいっていうときは、もう我慢はやめてください

 

我慢しなくても済む方法はいくらでもあります。

 

私の場合は「怒りをぶちまけた」ってことですけど(笑)。

 

自由に生きるために③
ストレスはネタに変えよう!

仕事の場合は、環境を変えることで自由を手に入れられることがありますが、ストレスを抱えたままでは心の自由は手に入らないですよね。

 

ではどうやってストレスを発散するかといったとき、おすすめなのは「ネタ」に変えることです。

 

佐々
佐々
もうね、お局様のトンデモエピソードは山のようにあるんです。

 

でね、どうやってストレスを解消するかって考えたとき、ほかの女子社員とブログを立ち上げたんです。

 

みんなで交代で記事を書くんですけど、お局様が次々に凄まじいことをするので、愚痴を詰め込んでネタにしました(笑)。

 

辛いこと、悔しいこと、頭にくること、次から次へとネタに昇華して、記事を書いていたら、そのうち「次は何をしでかしてくれるかな」って楽しみになってきて(笑)。

 

それまで、あんなに辛かったお局様の仕打ちを待ちわびるようになっちゃって。

 

「美人OL3人 VS お局様」とタイトルをつけ、同僚と楽しく書いていたブログは他人をも楽しませることに。

 

佐々
佐々
当時「ブログの女王」と呼ばれていた眞鍋かをりさんの番組があって、面白いブログが紹介されていたんです。

 

そこに試しに応募してみたら、見事取り上げられたんですよね。

 

「東京大学物語」なんかで知られる漫画家の江川達也さんがすごく面白がってくれて、なんと「ショムニ」の漫画家さんの手で漫画化されるっていう話まで出て。

 

すごくないですか!ストレスってものすごいエネルギーなんですよね(笑)。

 

人を楽しませる力があって、エンターテインメントにまで昇華できるんです!。

 

番組が打ち切りになってしまったことで、漫画化は実現しませんでしたが、電子書籍化はされたというこのブログ。

 

佐々
佐々
もうね、あのブログがあったから耐えられたと思う。

 

ネタに昇華して笑いに変えることですごく心が救われたんです。

 

だから、もし今苦しい状況にある人がたら、ネタにできないかっていう思考を持ってもらうと、そこから脱出できるかもしれない。

 

あと、「書く」っていうのはセラピーになったりもするので、思っていることを書き出してみるのも大事ですよね。

 

あのとき楽しくブログを書いていたから、いまこうして笑って話せるようになりましたが、実はそのあと1ヶ月間入院することに。

 

佐々
佐々
突然高熱が出て、病院で検査したら肝機能の数値がヤバいくらい上がってて。目にも黄疸が出ているから即入院してくださいって言われて。

 

原因不明のまま1ヶ月も入院したんですよ。

 

やっぱり3年のストレスが溜まっていたんでしょうね。心に蓋をし続けたら、体が悲鳴をあげたんだと思います。

 

だからね、みなさん、絶対無理はしないでください。

 

我慢をせずにしっかり自分の意思を相手に伝える。そうやって環境を変えることで心の自由を手に入れる

 

これって本当に大事なことなんです。

 

自由に生きるために④
空気を読むのはやめよう

3年間という長い間、お局様にいじめられながらも我慢し続けてしまったのは空気を読んでしまったからともいえるでしょう。

 

空気を読む

我慢する

ストレスを溜める

 

この連鎖はちゃんと断ち切らなくてはいけません。

 

佐々
佐々
1ヶ月もの入院生活を経験して、本当に「空気を読まないこと」って大事だなって身に沁みました。

 

そうはいってもどうしても空気を読んでしまう人っていると思うんです。そういう人は空気を読まない人を見て、学んでいくといいですよ。

 

例えばセミナーのあとに懇親会があって、「偉い先生も来るから」って誘われたりすると、私は断りづらくなって「行きます」っていってしまうんです。

 

でも夫は帰りたければ「帰ります」って平気でいえるタイプ。

 

これって身勝手でもなんでもない。ちゃんと自分で自分を守る術を見につけているってことなんです。

 

自分のペースを守れるってすごいなって思って、いつもそういう姿勢を夫から学んでいます。

 

自分軸で生きよう!

生きていれば「不自由」はそこかしこにあるものですが、自分の考え方をちょっと変えるだけで、簡単に手に入れられる自由」というのは、実はけっこう多いのです。

 

この記事で紹介した4つの方法を上手に取り入れ、ぜひ今日からでも「自由な生き方」を実践していってください。

 

「自立した女性」はただ黙って待っているだけではいけません。自立した女性とは「自分で自分を満たすことができる人」。

 

そのために「自分軸で生きる」ことを意識してみてくださいね。そしていつも「ご機嫌な自分」を心がけてみてください。

 

きっと明日は今日より生きやすくなっているはずです。

 

※定例会の様子はこちらからご覧いただけます。記事ではお伝えしきれなかった爆笑エピソードが満載ですので、ぜひお楽しみ下さい。

 

次回の定例会

次回の定例会は2024年6月21日金曜日20時から。詳細は女子マーケ部の公式LINEでお伝えしますね。

 

初めましての方も久しぶりの方も常連さんも大歓迎!。ふるってご参加下さい。

 

来月もみなさんと楽しい時間をすごせるように準備しておきますね。

 

ご参加いただいたみなさん
\ありがとうございました!!/

 

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